トランプさんの圧勝だけでなく共和党の上下院も勝ちそうなのだそうです。本当にそうなってくれればいいのですが、あの何をやるか分からない民主党だけに油断は禁物です。
宮崎さんが、とりあげてくれています。トランプさんの返り咲きと共和党のJ下院の整髪でアメリカが立ち直ることを期待したい。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和六年(2024年)7月11日(木曜日) 通巻第8325号
トランプは圧勝するばかりか共和党が上院と下院を制するだろう
民主党議員、民主党支援のTVキャスター、俳優もバイデン降ろし
ミカエル・ベネットはコロラド州選出の上院議員だ。民主党の有力議員で2019年には大統領予備選にも出馬したがすぐに撤退した。
ベネットはCNNのインタビューに答えて言い放った。
「ドナルド・トランプ氏は11月の大統領選挙で圧勝するばかりか共和党が上院と下院を制するだろう」(7月9日)。「これは世論調査の問題ではない。政治の問題でもない。我が国の将来に関する道徳的な問題だ」と余計なことも付け加えたが。
「トランプとバイデンの討論会以来、ホワイトハウスは選挙に勝とうという計画もない。問題はバイデンの選挙戦展開次第で、上下両院に選挙に深刻な影響が出ることだ」とベネットは付け加えた。
ODDでもバイデンへの「賭け金は空前の高値」。つまり、誰もバイデンが勝つとは予測していない実態は、ODDにあらわれる。ネットの賭けである。世間では民主党支持者ですら「バイデン氏は民主党をめちゃくちゃにした」との感想を持っている。
リチャード・ブルーメンソール上院議員(コネチカット州民主党)は、「バイデン氏が全面的な支持を得るためには、議員らを納得させなければならないだろう」と語った。つまり絶望的だと遠回しに表現しているのである。
ニュージャージー州選出の民主党下院議員、ミッキー・シェリルも「バイデン氏に退いてもらい、別の民主党候補を支持するよう求める」とする声明を発表した。
▼ペロシもクローニーもバイデン降ろし合唱団に
ABCニュースのキャスター、ジョージ・ステファノプロスは「バイデン氏があと4年間大統領を務められるとは思わないと語った。
ペロシ前下院議長も「はやく辞任を再検討するべきだ」と示唆し、俳優のクローニー(ハリウッドで民主党支援資金集めの主宰者)もはっきりと出馬辞退を要求した。
バイデンの不出馬宣言はおそらく7月19日以後になる。共和党大会が終わるのを待つのだ。
第一に大統領選挙は同時に知事、三分の一の上院議員、そして下院議員全員の改選も行われ、現職の民主党議員らはこのままバイデンが居座ると自分たちも選挙で負ける可能性が高まるゆえに早期の立候補辞退を希望し始めた。
第二にバイデン選対への寄付が事実上、停まった。対照的にトランプへの献金が急増した。ウォール街の一部の投資家がトランプ支援を始めたようだ。人数は少なくても、献金額は大口である。
第三に、いまの情勢がつづけばベネット議員等が予測するようにトランプンのランドスライドとなる。拙著(宮崎正弘『トランプ劇場2・0 世界は大激変』、ビジネス社)でも、この場合、トランプが42vs8ほどの大勝利を予測している。
1988年、レーガンが再選されたときのスコアは48vs2だった。民主党が勝ったのは首都ワシントンと、当時の候補モンデールの選出州だけだった。そこまでのスコアではないにせよ、トランプの地滑り的勝利さえ予測される。それは民主党にとって致命的でもある。
それにしても、アメリカ国民はどうするのでしょうか。やはり、目覚めてトランプさんを選んで欲しいものです。
それがならなければいよいよ南北戦争でしょう。
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