Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし152. 今の常寂光寺

2009年11月23日 | Kyoto city
 昨日の日曜日に撮影した常寂光寺。僅かに緑色が残っているが、見頃には違いない。個人的には、もう少し後の方が良いと思うのだが、そんなことを言って待っていると、すぐに散ってしまうところだ。
 京都の庭園は、すべて人間の手によって創り出された美なのである。 春の桜や新緑に始まり、季節の花々が咲き、そして紅葉といった変化を見ていると、ランドスケープは時間の変化のデザインだといつも思う。そこが変わらぬことを主張する建築とは違う点なのである。
 変わりゆく庭園要素と、変わるまいとする建築要素とが、組み合わさって一つの環境が構成されている。それが私が教えている、環境デザインの方法のーつであるといえる。
 ところで、今日は市内の幾つかの寺社でお火焚祭などが、行われている。冬のやけよけ行事だ。次第に冬がヒタヒタと忍び寄ってくるようだ。また、あの冬かと思うと、少し憂鬱な気分になる。冬は、静かに家に籠もって本でも読んでいたいところだ。
 ところで、京都市内のオフィシャルな観光情報に関しては、「京都市観光文化情報システム」が最も便利であり、次のWEBサイトにある。私も多用している。
http://kaiwai.city.kyoto.jp/raku/sight.php

京都市、常寂光寺
GF-1,G f1.7/20mm,ASPH.
シャッター1/2000,絞りf2.8,ISO400.
コメント
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