Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし140. 三脚嫌い

2009年11月11日 | Kyoto city

 個人的には、三脚が嫌いである。まず重たいし、撮影のフットワークが悪くなる。それに京都の多くの寺院では、三脚が禁止されている。
 といって三脚を使用して撮影した方が、果然しっかり撮影ができることは、自分でも理解している。足元には、かってプロフォトグラファーが選んでくれたハスキーの4段三脚が転がっている。嫌いだとは言っても随分使用したので、雲台のコルク部分がはげている。
 そんなずぼらな態度でいたら、最近では手ぶれ補正が登場し、ISO感度がすこぶる上昇したので、いずれ三脚は不用になるかもしれない。
 ライツがはじめた35mmカメラというコンセプト自体が、手持ち撮影を原則とする機動力にあるのだから、三脚をつけていては、意味がなかろうと自分勝手な理由を付けている。実際ライツ・ポケットブックには、膨大なアイテムのアクセサリーが掲載されている中で、屋外用三脚は僅かである。
 GF-1は、反三脚的機材だと思われる。TELE-ELMARITをつけると180mmのレンズとなるが、このブログでも紹介してきたように、ボディとレンズをガッシと掴めば、以外にぶれないカットが撮影できる。つまり掴みやすい、保持しやすい大きさのボディとレンズなのである。ただしGF-1の高感度は、ノイズが多くISO800位までが撮影限度である。
 時折ザックの中に、小さなミニ三脚を入れてある。このほうがGF-1によく似合うと思い込んでいる。といいながら今日は、愛用のFujiで撮影したカットを掲載した。

京都御所,若宮・姫宮御殿
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/f3.5-5.6ED,
シャッター:1/60,絞りf8,焦点距離38mm,ISO320,カラーモードF2

コメント
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