Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし155. 今の高桐院

2009年11月26日 | Kyoto city
 盛りを過ぎた大徳寺高桐院へ散歩に出た。まだ紅葉は十分残っており、茅葺きの苔が生えた門や、あの灯籠が一つポンと置かれた極めて簡素な庭園に、落ち葉が広がっている風景は、秋の寂しさを感じさせてくれる。
 この時期は、市内の幾つかの寺社も盛りを過ぎつつあるところがあり、日ましに冬が近づいてくるようだ。冬になると、京都の庭園の風景は単調になるが、まだ今週は盛りの寺社も随分多く十分見られるだろう。
 こうして少し大がかりな散歩を続けていると、非情にも月末に締め切りが来る原稿が気になってくる。まだ最後のまとめを書いていないし、推敲もしていない。今日は仕上げようとなんとなく思うが、散りゆく紅葉が気にもなる。第一今週は、原稿以外の大学関連の仕事が多い。やれやれ、といった気分だ。こんなことなら早く仕上ておけばと思うが、原稿の依頼が今月の頭ぐらいだから、まあそれも無理か。
 原稿を提出すれば、紅葉も終わる。あとは街路樹の銀杏が色づく程度だろう。昨年と比較すると今年は一週間ぐらい紅葉が早いように思う。雪が降ることもある本格的な冬なのかなといつも予想している。
 今年はあと一つだけ出かけてみたいお寺さんがあるが、紅葉の状態はまだ七分位という情報だ。

京都市・大徳寺
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/125,絞りf2.8,ISO200,カラーモードF2.
コメント
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