画像の大覚寺は、今といっても先日の土曜日に撮影したものである。京都観光情報のWEBでは盛りと表示があり、今日あたりは紅葉の盛りを過ぎたぐらだろうか。
大覚寺の紅葉は、湖畔の周囲に点在している位であまり多いわけではない。だが何よりも背後の山の紅葉を借景として湖畔から遠景観のある点が面白い。またこの時期の嵯峨野は、時折霧が低く立ちこめる時があり、そんな時は風情がある。落ち穂拾いを覚悟すれば、今週の京都も楽しめるのではと思われる。
大覚寺は、テレビの歴史ドラマのロケに多用されているので、見慣れたお堂が伺える。何よりも境内は、舗装をしておらず、といってそんな必要もないので、時代劇のロケに使いやすいのだろう。
近くの太秦には、東映と松竹の撮影所があり、今でも多くのTV番組や映画が制作されている。こうした撮影所というソフトを創り出すメカニズムを、古くから内包していたというのも京都の街の大きな特徴である。溝口健二、小津安二郎と名前を挙げれば、世界で評価された日本映画の多くは、京都でつくられてきた。最近では、山田洋次監督が立命館大学映画部の学生達を指揮して、太秦商店街で映画制作をしていた、という話も聞く。
時代劇のみならず、例えばTVの土曜ワイド劇場にしばしば登場する現代の京都の街の風景も、見覚えのあるロケ地が幾つも登場している。あそこの寺院の脇とか、こちらのアパートとか、ここのお店といった具合に。こうした様々な撮影場面をみていると、番組経費削減もあり、大方は太秦の撮影所近辺、或いは京都市内かその周辺で撮影されたところが圧倒的に多いと思われる。
だから映像産業の街京都なのである。TV、映画、CF、といった具合に、現代映像メディアの一角を昔から担ってきており、こうしたソフトウェア文化のクリエイションが京都の個性の一つである。京都は、昔からの実績を持った文化・クリエイション産業の街なのである。
京都市・大覚寺
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/125,絞りf8,ISO200,カラーモードF2.
大覚寺の紅葉は、湖畔の周囲に点在している位であまり多いわけではない。だが何よりも背後の山の紅葉を借景として湖畔から遠景観のある点が面白い。またこの時期の嵯峨野は、時折霧が低く立ちこめる時があり、そんな時は風情がある。落ち穂拾いを覚悟すれば、今週の京都も楽しめるのではと思われる。
大覚寺は、テレビの歴史ドラマのロケに多用されているので、見慣れたお堂が伺える。何よりも境内は、舗装をしておらず、といってそんな必要もないので、時代劇のロケに使いやすいのだろう。
近くの太秦には、東映と松竹の撮影所があり、今でも多くのTV番組や映画が制作されている。こうした撮影所というソフトを創り出すメカニズムを、古くから内包していたというのも京都の街の大きな特徴である。溝口健二、小津安二郎と名前を挙げれば、世界で評価された日本映画の多くは、京都でつくられてきた。最近では、山田洋次監督が立命館大学映画部の学生達を指揮して、太秦商店街で映画制作をしていた、という話も聞く。
時代劇のみならず、例えばTVの土曜ワイド劇場にしばしば登場する現代の京都の街の風景も、見覚えのあるロケ地が幾つも登場している。あそこの寺院の脇とか、こちらのアパートとか、ここのお店といった具合に。こうした様々な撮影場面をみていると、番組経費削減もあり、大方は太秦の撮影所近辺、或いは京都市内かその周辺で撮影されたところが圧倒的に多いと思われる。
だから映像産業の街京都なのである。TV、映画、CF、といった具合に、現代映像メディアの一角を昔から担ってきており、こうしたソフトウェア文化のクリエイションが京都の個性の一つである。京都は、昔からの実績を持った文化・クリエイション産業の街なのである。
京都市・大覚寺
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/125,絞りf8,ISO200,カラーモードF2.