昨日、建築体験の夢をみた。ある時非常勤講師などで某大学に呼ばれたのだろう。この夢に登場した大学はまとわりつくような強烈な個性があって、それが私の肌に合わないなと思いながら、校舎の怖そうな屋外階段を登っていたら、恐怖感が全くなく旨いデザインだなと思った。
次第に記憶が誰のデザインだったかに及ぶ。そしたら場所は武蔵野美術大学(ムサ美)であり、ここのキャンパスをデザインした芦原義信だった。
おそらく昔の建築体験が言葉にならないまま、記憶の隅に眠っていたのだろう。実際私が昔デッサンの勉強をしたのも、ムサ美出身の画家だったから、この大学が大変個性があることは理解している。それに芦原義信の当時斬新だったキャンパスデザインは、実際にみているので記憶の片隅にあった。実際の建築体験であったのだ。
夢は、大学のカラーも建築のデザインも私の個性とは肌が合わないと思った、そんな夢だったわけだ。
私は環境デザインを専門としているから、建築家のデザインした空間の考え方や個性というのは、もの凄くあって、そこが建築の面白さの一つだということは容易に理解している。特に大学キャンパスの建築は、優れた建築家のデザインによるところが多い。それは私なりに講義の素材とすることもある。そうした知識のレベルを通り越すと、その先は個人的に、肌にあうとか、あわないとかの嗜好性がものを言う。
結局私は、ムサ美と関わり合うことはなく、筑波大学芸術専門学群に進学した。そういえば私のところのキャンパスの建築デザインは、槙文彦さんのしゃいな空間だった。夢はそこで終わるのである。
京都市・高台寺,撮影日2009年12月3日
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/125,絞りf4,ISO200,カラーモードF2.
次第に記憶が誰のデザインだったかに及ぶ。そしたら場所は武蔵野美術大学(ムサ美)であり、ここのキャンパスをデザインした芦原義信だった。
おそらく昔の建築体験が言葉にならないまま、記憶の隅に眠っていたのだろう。実際私が昔デッサンの勉強をしたのも、ムサ美出身の画家だったから、この大学が大変個性があることは理解している。それに芦原義信の当時斬新だったキャンパスデザインは、実際にみているので記憶の片隅にあった。実際の建築体験であったのだ。
夢は、大学のカラーも建築のデザインも私の個性とは肌が合わないと思った、そんな夢だったわけだ。
私は環境デザインを専門としているから、建築家のデザインした空間の考え方や個性というのは、もの凄くあって、そこが建築の面白さの一つだということは容易に理解している。特に大学キャンパスの建築は、優れた建築家のデザインによるところが多い。それは私なりに講義の素材とすることもある。そうした知識のレベルを通り越すと、その先は個人的に、肌にあうとか、あわないとかの嗜好性がものを言う。
結局私は、ムサ美と関わり合うことはなく、筑波大学芸術専門学群に進学した。そういえば私のところのキャンパスの建築デザインは、槙文彦さんのしゃいな空間だった。夢はそこで終わるのである。
京都市・高台寺,撮影日2009年12月3日
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/125,絞りf4,ISO200,カラーモードF2.