Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし166. 閑!

2009年12月07日 | Kyoto city
 昨日は、北風も吹き冬でした。月曜からは名古屋の大学に行くのでまとめて執筆だす。京都の紅葉も大方終わり、原稿も提出し、さてどうしようかという気分の時なので閑話。といってたいした話題もないので見出は、話の文字を除いて「閑!」。
 仕事であれ遊びであれ、何かに没頭しているときは幸せな時間である。ある時没頭の熱から醒めると、さてどうしようかという気分になる。そんなときは、大体次の没頭対象を、探すのだろう。そうして人間の時間が過ぎてゆく。師走の季節というのも、個人的にはそんな隙間のような時間に思われる。そんなときは巷にでて、社会的な年末没頭催事に、冷ややかな気分で身をひたすのも面白いだろう。
 いつも思うが、冬の始まりのような気候の中で、年末の慌ただしい空気を感じる事は出来るが、撮影するのは難しい。それは、ある種意味的な、つまり個人の意識の持ち方によって感じられる師走の空気であって、必ずしも被写体として存在しているわけではないようだ。
 書を捨てよ!街にでよ!!、というのは寺山修司の書名だったが、いまならば、機材を捨てよ!街にでよ!!といった気分だ。といってポケットには、GF-1が入っているが。大学に行けば、ほっておいても、次から次へと宿題をつくってくれるので、こうした閑!の気分も、日曜日ぐらいなのかもしれない。
 昨日の休日は、三島亭のお肉でしゃぶしゃぶだった。少し痛めた体を養っていた。

京都市、南座まねき上げ
GF-1,G f1.7/20mm,ASPH.
シャッター1/1000,絞りf1.8,ISO100.-1/3補正,フィルムモード:ダイナミック.

コメント
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