Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

 京都暮らし176. そろそろ年の瀬

2009年12月17日 | Kyoto city
 京都は寒いぞーと書いていたら、最高気温が10°に満たないホントに冬日になってしまった。今週は、最低気温では1°~2°程度である。まだこの程度は序の口と考えれば、今年は雪が降る本格的な冬が来ると予想している。
 従って仕事以外で外に出る機会も減ったので、画像は先月の風景である。しばらくは、過去の遺産使用だ。紅葉が散れば、美景も見劣りする。気分も落ち目である。
 さてたまっている雑用でもかたづけるか、大掃除をするか、年賀状を書くか・・・と家の中の仕事をするような時期になってきた。東西の本願寺では、僧侶や門信徒が堂内の畳を叩き、大団扇で一斉に埃を堂外にあおぎ出す、煤払いが20日に行われる。毎年ニュースになる催事とはいえ、大掃除を撮影する意欲はない。
 そんな気鬱なことを書いていたら、木曜日の最低気温予報は0度だそうだ。体が寒さに慣れないうちに西高東低の本格的な冬が訪れはじめた。
 それに、もうじき冬至だ。大変陽が短くなってきた。それを過ぎると少しずつ陽が長くなり、微かな明るい希望をもって新年を迎えることが出来るというのが、今の日本の暦である。だから、今の時期が最悪の季節なのである。忘年会で少し、最悪な季節気分を晴らしたいと思うのは、理屈がとおっているようだ。

長岡京市、光明寺,2009年11月29日
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/125,絞りf11,ISO320,カラーモードF2.

2009年12月17日木曜日


 
 
コメント
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