Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし162. 今の真如堂

2009年12月03日 | Kyoto city
 昨日撮影した真如堂である。当然盛りを過ぎているが、紅葉は比較的多く、午後の柔らかい光の中で綺麗に見えるロケーションがあり、撮りやすいところである。真如堂の奥には、比叡山を借景とする小さな枯山水庭園「涅槃の庭」がある。
 生活習慣病克服のために毎日少しだけ散歩にでるが、毎日散歩しなければならないとなるとどこか拷問のようでもある。
 今日は真如堂から黒谷を抜けて東山三条まで歩いていった。それにマクロプラナーのテストだ。テストというのはレンズではなく、撮影者の習熟が目的である。なかなかシビアな被写界深度であり、紅葉というのは意外に難しい被写体だ。というのも枝葉のどれが前後なのかということを、画像で判断するのが意外に難しく、ピントを合わせそびれると泣けてくるピンボケの画像になる。
 因みにパナのGF-1はそつなくシャープな画像を提供してくれて好ましいが、いかんせんFujiS5との比較では、撮影モードを、ダイナミックそしてネイチャーと設定したが色が明らかに薄味だ。それは記憶色と比較しても地味なのである。だから常に-1位の露出補正を伴うことになる。
 それからいつも思うことだが、FujiS5のファインダーの能力が、もう少し高い方が良い。もちろんフォーカスエイドは機能するが、これがかなりアバウトなのだ。あとはライブビューを使う他ない。それにしても撮影後にパソコンのモニターで見ているとピントが合ってないというカットが幾つも出てくるのである。
 だから視野率100%の大型ファィンダーを搭載するニコンD300sのFujiバージョンを開発販売して欲しいと思うのである。カールツァイスのレンズは、カミソリのような切れ味を持っているので、D300sのファインダーが必要なのである。といって今はプロダクト機材がないのではしょうもないので、今度はS5に、アングルファィンダーをつけて撮ろうかと考えている。
 また今日も、生活習慣病克服の散歩に出歩くことになるか・・・。

京都市・真如堂
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/225,絞りf4,ISO100,カラーモードF2.
コメント
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