週末の京都市内の多くの街々では、地蔵盆が行われていた。市内に数多くあるお地蔵さんの前に屋台を組み、花や餅などの供物を供え、お菓子を食べながらゲームや福引きをしたり、また数珠繰り(じゅずくり)といって玉が大きくて長い数珠をみんなで回す儀式があったりするなど、子供達が主役になったお祭りである。古くから京都で行われてきた催事であり、関西で定着し、他方関東ではみられない。
京都には多くの催事があり、それらの多くが外に向けた顔をしているのにくらべると、地蔵盆は町内という内に向けた普段着の顔である。そして地蔵盆が来ると、入道雲が去り、暑さも少しだけ緩んで、いよいよ夏が終わってゆく寂しさがただよう。
日曜日は、私の町内でも地蔵盆があった。町内のお地蔵さんは綺麗に飾られ、お供え物があがり、町内の人々が参加して、お坊さんにお経をあげてもらうのが、毎年の習わしだ。
夕方から町内のご苦労さん会にでる。露地にテーブルが並べられ、麦酒で乾杯をしながら、余興などでひとしきりもりあがり、子供達の花火を見ながら、次第に終わり行く夏の寂しさを感じていた。
翌日、地蔵盆の時に行われる催事・六道参りの一つ徳林庵にでかけた。地蔵盆だから当然子供が大変多い、別名四宮のお祭りである。昼間の暑さの名残に加えて、焼きそばなどの屋台の熱風と、人混みの熱気とが、パンクなまでに混ざり合っい、体はドロドロの汗まみれになり、帰ってからシャワーを浴びてようやく人心地ついた。暦の上では処暑なのだが、まだ大変暑い日が続いている。
京都市徳林庵、撮影日2010年8月22日
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL 18-150mm/F4-5.6
シャッター1/30,絞りf5.5,焦点距離100mm,ISO1600,iFINISH
京都には多くの催事があり、それらの多くが外に向けた顔をしているのにくらべると、地蔵盆は町内という内に向けた普段着の顔である。そして地蔵盆が来ると、入道雲が去り、暑さも少しだけ緩んで、いよいよ夏が終わってゆく寂しさがただよう。
日曜日は、私の町内でも地蔵盆があった。町内のお地蔵さんは綺麗に飾られ、お供え物があがり、町内の人々が参加して、お坊さんにお経をあげてもらうのが、毎年の習わしだ。
夕方から町内のご苦労さん会にでる。露地にテーブルが並べられ、麦酒で乾杯をしながら、余興などでひとしきりもりあがり、子供達の花火を見ながら、次第に終わり行く夏の寂しさを感じていた。
翌日、地蔵盆の時に行われる催事・六道参りの一つ徳林庵にでかけた。地蔵盆だから当然子供が大変多い、別名四宮のお祭りである。昼間の暑さの名残に加えて、焼きそばなどの屋台の熱風と、人混みの熱気とが、パンクなまでに混ざり合っい、体はドロドロの汗まみれになり、帰ってからシャワーを浴びてようやく人心地ついた。暦の上では処暑なのだが、まだ大変暑い日が続いている。
京都市徳林庵、撮影日2010年8月22日
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL 18-150mm/F4-5.6
シャッター1/30,絞りf5.5,焦点距離100mm,ISO1600,iFINISH