Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE53. 雨に飢えている

2010年08月28日 | Kyoto city
 昨日の夕方は、空がにわかに曇り雷鳴が聞こえてきた。オッ雷雨になれば、この蒸し暑い京都も少しは涼しくなると期待したのだが、雨一つ降らなかった。肩すかしである。最近雨に飢えている。 
 最近このブログもお天気の話題が多い。予報台が発表する、最高気温や最低気温、平均気温などを統計的に理解するよりは、古来からの二十四節気を参照しながら、日々の暮らしの中での季節の僅かな変化を感じ取ることのほうが(例えば蝉の声が少なくなってきたとか)、日本の風土の特徴、或いは暮らしを楽しむささやかな智恵だと思われる。
 それでも毎朝、近所のヴェローチェへ散歩がてら出かけてモーニングタイム。帰ると汗だくになっているので、シャワーをあびてから、エアコンを効かせて仕事をするという夏の生活パターンは相変わらずである。
 京都に棲みだしてから、海と縁遠くなった。横浜に棲んでいた頃は、いまの時期から良い波が来るので、午後遅くから湘南海岸へ散歩がてらにでかけ、波やサーフィンを撮っていた。このブログの2008年8月18日(おや!この日は二回も書いている!!)あたりの写真は、そうした暮らしをしていた頃のものである。
 撮影にありつかなくても、波打ち際でボーッとしているときの海の風が気持ちよい。日が暮れる頃、海岸にあるファーストフードへ出かけてお茶をしているころに夕焼けとなり、夜になりはじめたばかりの海岸を散策しながら引き上げるという暮らしであった。
 最近では、ホテルのプールで泳ぐのが唯一水との関わりである。旅チャンネルでハワイの海の画像をみていると、すこしうずうずするこの季節である。

京都市・ハイヤットリージェンシーホテル、撮影日2010年8月7日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm/F4-5.6
シャッター1/125,絞りf6.3,焦点距離15mm,ISO200,iFINISH
コメント
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