Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE46. 夏の名残

2010年08月20日 | Kyoto city
 このブログでは、夏が終わったと書いているが、今でも大変暑い日々が続いている。
 一昨日の京都の気温は37度、調度大学の会議が夕方から開催されたので調度よかったのだが、それでも射すような痛い暑さで名古屋の気温は34度だった。会議などが終わると近所の赤提灯の麦酒で大いに頭を冷やした。そんな歓談でもしなければ、研究アイデアなんて浮かんでこない。
 それにこの暑さでG5のMacが突然ダウンするのである。多分暑さで機器が一定以上に加熱すると、自動的に電気供給回路が遮断されるような案配である。しばらく冷ますと起動できるようになる。
 二十四節気の8月初めの立秋から11月初めの立冬までが秋だとするならば、この季節は残暑に耐えながら涼しくなるのを待つという大変つまらない季節である。それが秋だ。
 他方秋は、農家にとっては収穫の時であり、大変忙しいときだ。だが街暮らしにとってはさしたる収穫もなく空しく我慢の日々が続くことになる。それに京都の紅葉は立冬が過ぎてから始まるので秋に目立った現象もなく、私はじっと我慢の単調な街の秋が嫌いなのである。
 従ってそんな秋などに当然撮影意欲などわかないのであるから、夏にオリンパスペンで撮影したカットを並べながら、少し夏の名残を味わいたいと思う。そこで今日は、梅雨あけ頃の夕方の画像をアップさせた。画像は秋の気配が漂うが、実はこれから始まろうとする夏への期待が満ちた湿度の高い梅雨空の頃に撮影したものである。

京都市・高台寺、撮影日2010年7月9日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm/F4-5.6
シャッター1/320,絞りf11,-1/3露出補正、焦点距離18mm,ISO200,iFINISH
コメント
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