この冬一番といってもよい寒波、といって京都市内に雪は降りません。京都市内の気温、朝-3℃、昼4℃。道の側溝には氷が張っている。朝、寒くてクロワッサンに珈琲なんて気取っている場合ではない。こんなときは、ずばり朝ラーメンを食べたい。それも歩いて行ける範囲のお店で。
朝から開いているラーメン屋を探すと京都駅近くの新福菜館と第一旭がある。だがこれらは遠いし、それに行列ができるので外で並んでいるときに身体が冷え切ってしまいラーメンごときでは暖まらない悪循環がある。大体人が並ぶラーメン屋は朝が遅いし、冬に外で待たされるなんていうのは御法度だ。たかだかラーメンごときでそうまでしたくない。ようは身体を早く温めたいのだ。
結局昼飯には早く、早弁よりは遅い時間に近所のラーメン屋に駆け込み、ニンニクと唐辛子のタップリきいたラーメンにありついた。確かに身体は汗ばむほどに温まった。しかしお腹がもたれるな。寒い冬の悪あがきだったか。
もう一つ冬の悪あがきがあった。気がつけばもう3日ほど室内の空気の入れ換え、つまり掃除をしていない。二酸化炭素が多くなると行動力を低下させるという話もあるが。従ってなかなかその行動に移れないまま、もんもんと時間が過ぎて行く。さらに暖房を効かせて午睡に励むか・・・。
意を決して家の窓を全部開け、一斉掃除をした。そしたらフレッシュエアを吸収した身体が掃除で動いたことによってホカホカと暖まりいつもの水準に復帰した。つまり二酸化炭素の多い空気が意識や行動力を阻害していたという屁理屈をつけて納得。
至極寒い朝がくると凍えてしまった身体のスイッチが入らなくなる。それは先ずフレッシュエアが足りないのではないかと思う。だから行動できない。そのままゆけば二酸化炭素中毒だ。だから起きてからまさにエイ!ヤッ!!と寒い海にダイビングするような気分でフレッシュエアを取り込み身体を動かし内発的に暖めるのがよさそうだということに気がついた。行動に移れず逡巡とするのはフレッシュエアの不足。つまり二酸化炭素中毒化にむかっているわけだろう。
さて画像は半田市カブトビールの赤煉瓦建築。内部は貸しギャラリーや会議室などに綺麗に再生されている。しかし撮影ポジションが取りにくい建築だ。歩道橋にあがったりしながらり全景が納まる立面図的ポジションを探したけどどこかギクシャクしており、やはり月並みなこのアングルしかない。これも悪あがきだったか。
愛知県半田市
EOS1Ds Mark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM
IOS1000,焦点距離50mm,露出補正0,f/14,1/500