昨日金曜日は大阪で軽く飲んでいたら、疲れもあり帰ってから熟睡。夜半に起きたものの二度寝してようやくいつもの体調に戻る。それに寒波が来ているために寒い日が続く京都。だが雪は積もることはなく舞っている程度。だだ寒いだけという日が続く。さすがに街を歩く中国人観光客の姿も今日はみかけない。
そういえば、私達が日常経験することで相手をみくびる人間に遭遇することがある。新入社員だから、女だから、経験が浅いから、もっといえば中国人だからといった具合に・・・。
たしかに2年ほど前に京都を徘徊する中国人のファッションは、あきらかにまがい物を着ていたが、今はブランドものスニーカーに日本人と変わらないファッションで街を歩いている。また以前の中国では英語が全く使えなかったのだが、今中国人親子連れが定食屋にゆくと10歳ぐらいの子供が流ちょうな英語で注文している。そうした世界水準に到達しようとする中国人の努力とスピードは大変速い。諸外国に学び追い越そうとしているのだろう。
2000年に中国の都市開発の仕事に携わったときは、たしかに日本優位だと思いましたが、今では日本と同等の力を持ちつつあります。その要因として決断力とスピードが速いことがあげられる。
その典型例が中国新幹線でしょう。たしかに露呈した問題点も多々あるが、やはり短期間で高速鉄道の技術を取得した勉強力は日本人以上でしょう。いまはまだ技術不足の中国新幹線ですが、今後短期間のうちに技術力をさらに向上させ世界で最も優れた鉄道システムを保有する国々の仲間入りをする可能性を持っているでしょう。
だから日本も、その先へ中国人以上の発想と決断力とスピードで技術開発をしてゆく必要があり、相手をみくびっていると、そのうちひっくり返されますよというわけです。みくびるということは、言い換えれば努力不足のあらわれです。
1997年に広州の街をあるきながら、柔らかい光の中で家の前にある僅かばかりのスペースで髪を散髪したり、囲碁などをさしたりしている中国の姿をみていると、懐かしい親しみを持っているいるようにも感じられました。それを探れば京都は中国から輸入された都市計画だったし、長い歴史という泰然とした悠久の時間を持っている中国だったからでしょう。
さて画像は、ダイビングを終えて水深5mで3分間の安全停止の時、昨年潜ったときの最後の画像。どんなにエアを消費しても安全停止のための3分間の残圧は残しておかなければならない。残圧に余裕があると、空をみながら楽しい時間です。あの沖縄の青い空は誘われます。早く暖かくならないかな。
沖縄県渡嘉敷島アリガーケーブル
OLUMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE 8mm/F1.8
ISO200,露出補正0,f/9,1/160