麗江から車を飛ばして片道7時間の中旬にやってきた。
そのときニコンF3+20-35mm/F2.8レンズを持参していた。万一EOSが壊れても、そして万一ニコンF3のバッテリーがなくても限定的ではあるが手動で撮れると思って忍ばせていたた。
松賛林寺の境内を歩いていたらラマ教のお坊さんと出会った。自分の眼を指さしてニコンといっている。のぞかせてくれという意味なのだろう。貸してあげたらニコンF3ハイアイポイント・タイプだからクリアなファィンダーを体験しただろう。こんなモンゴルの山の中で、よくニコンのファィンダーについて知ってるなと思った。そんなお坊さん達の顔を見ていると漢民族の中国人とは随分違う顔立ちであった。
そのニコンが期間限定で、FやF3のメンテナンスをしてくれるという。ならばこの機会にというわけで、なぜかせっせと機材のボディを磨いていた。あらニコンF3は軽くてジュージアーロのデザインは格好がよい。そんなことをしているとフィルムで撮影してみたくなる。フィルム画像をデジタル機材でどんどん複写してゆけば、今的に使えるシステムになる。
なら手元にニコン・ツァイスのレンズが何本かあるので、モノクロネガフィルムデュープ用に今では少し古い機種になったNikonDfでも調達したいが、次の機種のスケマができているとする情報もある(注1-3)。多分最新型の裏面照射型COMOSセンサーを搭載するからSONYに次いでクリアな画像が期待できるミラーレスフルサイズ仕様だろう。もし製品開発の方向を間違えてくれなければだが、小さく軽い新しいニコンシステムになるかもしれない
さて研究資料の整理の続きで、モノクロフイルムの複写がある・・あらニコンDfが手元にない。といってニコンからフルサイズミラーレスシステムがでるという噂話なので、システム的に古い撮影素子を積んだDfに手を出す気分ではない。オリンパスE-M1Mark2とマクロプラナーでやるか。それには中間リングがいくつか必要だ。
京都駅のユニクロに出向き、極暖アンダーウェアを調達する。まだまだ寒い日が続く京都では必需品。バーゲン価格になっていたか。まだ寒いんだぜ京都は(笑)。
同じ建物内にヨドバシカメラがあるのが便利だ。ここはヨドバシのビルなのだけど。そこで複写用ボディやレンズやスライドコピーアダプターを持参し、この間に入れる中間リングがほしいと店員さんと相談。店員さんが走り回り、こうすればゆけそうだという見通しができた。カメラ好きの店員さんが親身になって相談に乗ってくれたので心がほくほく感。やっはりヨドバシカメラのカメラコーナーのサービス精神が他の量販店と一線を画している。
ヨドバシカメラに行くと、その近くにある王将に行きたくなる。餃子とキムチとライスのお昼。朝鮮人になったみたいなオーダーだ。
「そう、うち朝鮮人なんですわ。」
「朝鮮のどこですか?」
「釜山です、駅前の階段を上がって山の上のMangyang-roを行き、釜山港が見下ろせる展望台を通り越した先で、お寺の近くなんですわ」。
もし誰かに尋ねられれば、そんな会話をしていただろう。私って人生は役者だと思っているから、そのときの気分で会話の内容が違うんだ。そんな仮想の会話を想像しつつ、さてその朝鮮のオリンピックはどうなったか。
注1:2018年1月3日ミラーレスカメラの選び方、ニコンの新型ミラーレス:後藤哲郎氏(元ニコン執行役員)インタビュー
http://mirrorless.xyz/2017/09/21/nikon-new-mirrorless-camera/
注2:Nikon初のフルサイズミラーレス一眼を大胆予測
http://photo.nyanta.jp/NikonMirrorless.html
注3:http://digicame-info.com/2018/01/z-1.html
デジカメinfo,ニコンのミラーレスカメラには新しいZマウントが採用される。
中国雲南省中旬1999年9月
NikonF3,AFNikkor20-35mm/F2.8,コダクロームⅡ