Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ZEISSの空気20. 博多っ子

2018年05月22日 | field work

 このポジフィルムを複写した画像は、結構メリハリのある画像だし、ポジフィルムが大変優れていることを示している。これは使わない手はない。

 コンタックスレンズは、渋い色が綺麗に発色されるということは、多分彩度が高くなるのだろう。もちろんレンズ設計も製造も国内なのだが、ヨーロッパで撮影したらよいのかと思うぐらいだ。

 そんな話は置いといて、福岡市内の小学校校舎を再利用した、若い起業家向けのスタートアップ事業のスタジオだ。表の表示をみると19の企業や店舗テナントが入居しており、これらでコミュニティを形成しているようだ。だから、どこかに若さを感じさせてくれて、ショットバーもあるからビジターも随分と訪れるくる。

 まあ場所が天神の界隈だからというのもあるのだろう。もちろん起業の支援をする一室もあり、なかなか熱心に若い起業家達のコミュニティをバックアップしてゆこうとする姿勢が感じられていてほほえましい。こうした市の施設って貴重だよな。京都市なんか博物館ばかりだもん。少しは考えてよと思うけど、こうした施設づくりでは、地元のよし新しいことやってみよう!という人間達がいることも重要。福岡は、そんな気風にみちている。

 博多どんたくを冷やかしつつ、少し天神界隈を散策していた。実はどんたくは町の中に数多く設えられた仮設の舞台で芸を披露している、それが祭の中心なんだ。だから博多っ子になると、芸のひとつも覚えておかなければならないわけだ。いゃーそりゃなかなか大変だよな。さすがエンターテイメント・シティさ。

 

2018年5月3日、福岡市

ContaxT3,Sonnar35mm/F2.8T*、プロビア100F

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