アーティストのS君の家のパーティーの続き。画像は山海塾の舞踏家I君。
その頃I君に化粧をさせて京都の街を走らせてみようとか、こちらも珍奇なことを考えていたが、まあ街という環境と化粧した人間という存在を対比させたらどうなるか、というところに興味があったのだろう。
同級生の俳人は、「それは面白いじゃない、I君も喜ぶよ」といってくれたが、考えただけで忘却のなかに紛れ込んでしまった。もしやっていても、街は新たなサンドイッチマンぐらいにしかみられなかったのかもしれない。それぐらい都市は出来事に関して慣れきっていると思われる。まあ彼は気さくな人なんだ。
山海塾は、私が大学にいた頃旗揚げされたので記憶にあるのだけど、創立間もない頃は筑波大学をはじめ全国の大学の文化祭を回っていたのだった。今では国内外で評価された国際的な舞踏派集団だし、こりゃフランス人に受けそうだと思っていたら、本当にパリ市立劇場が彼らの活動拠点になってしまった。
調度今頃の夏に向かう季節のパーティーだった。
さて話題は変わるが、FBを見ていたらこんな日本人がまだいるんだと思った。以下にWEBから引用しておこう。確かに街をあるいていると自分の周りは、みんな敵みたいな顔している人っているよなぁー。コモンセンスとかフレンドリーという意識が欠落している。
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救急隊員にベッカムがコーヒーを差し入れするのがイギリス。
現場の警官や消防士に大量のスタバが届くのがアメリカ。
現場に「頑張れ消防士」の横断幕が掲げられるのが香港
出動続きで昼も夜も食べてない救急隊員が、車内で缶コーヒーを飲んでると119にクレームが入るのが日本
http://clover48.com/trend/kangaeru/post-13503/
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そんな珍奇な日本人がいる一方で、昨日はオリバーストーン監督「JFKデイレクターズカット版」を見ていた。見だしたら動けなかったぐらいに引き込まれていた。いまだに謎が多い事件だが、今見ても面白い映画だった。オズワルドの役を演じたゲーリー・オールドマンさんは近作ウィンストンチャーチルを演じていたのが記憶に新しい。それにしても珈琲を差し入れる英米と珍奇なクレームをつける日本だろ、考えているスケールが違うよなと思った。
京都府南丹市美山町
NikonF4,AFNikkorAuto35-70mm、トライX