そんたく(忖度)は流行語だが、どんたくは博多の祭。どんたくの彩度の高い色がZEISS向きかなと思われた。そこで2台のツァィスを持って、実に久しぶりの遠出、博多へ日帰り旅だった。どんたくの色は、どこかでみた。
そうだ、カナルシティの色を彩度を高くするとこうなる。ジョン・ジャーディの建築固有の色だが、これが博多っ子に受け入れられる下地があったのか。建築のカラーデザイナーは、デボラ・サスマンであった。昔の仕事を思い出しつつ。
さて駅の指定席案内は、見事にすべて×印ですべて埋まっている。新幹線は、案の定デッキや通路に人が立ち並んでおり、乗るのにも努力がいる。時刻表をみたら博多行きの臨時列車が来る。これだっ!。京都から博多まで自由席で座ってゆくことができた。それも広島を過ぎたらガラガラだった。
東海道新幹線のNOにはルールがある。下りは奇数NO、上りは偶数NO、そして2桁までは博多行または博多始発。3桁100番台は広島行きまたは広島始発、200番台は新大阪行または新大阪始発、400番台はこだま号。そこへ博多行き3桁NOというイレギュラーさは運航日限定の臨時列車だ。
この日だけ気温が低く少し肌寒い。空は晴れているが暑くない。これぐらいが調度よいか。半日博多の街を散策していた。帰りの新幹線もすいている臨時列車だったのが幸いだった。
足指骨折以来、冒険だったが久しぶりの遠出だった。うん!、脚の指は大丈夫そうだ。
2018年5月3日、福岡県福岡市
SONYα6000,Carl Zeiss Vario-Tessar E 4/16-70mm
ISO250,焦点距離70mm、露出補正0,f/4.0,1/1250