Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編367. デジタル機材のバッテリー

2018年05月28日 | Kyoto city

 画像は、私が使用している撮影機材のバッテリーを並べたモノ。バッテリーの後ろ下を揃えて撮影した。

 左から順にEOS1シリーズ、オリンパスEM1-Mark2、オリンパスEM-1及びその他のシリーズ、オリンパスPEN初期の頃の3タイプ、右端がSONY用のバッテリー。
 EOS1シリーズは1シリーズのどの機種にも使える共通性をもった非ミラーレス用。オリンパスとSONYがミラーレス機材用。バッテリーを多く必要とするミラーレスの方がバッテリーが小さいという不思議さ。

 ミラーレスの欠点は毎日充電が必要な点。なかでも右端のSONYバッテリーが一番小さく、これでα7シリーズも動かすという冒険もの。最近では同サイズで使用回数が倍とうたっているSONYバッテリーもあるけど多分程度問題かな。

 バッテリーは国内では、パナソニック、GSYUASA、SONYなど製造メーカーが限られているでしょう。だから中身は変わらず容量だけが使い勝手に関係するのでは。

 私の経験からいえば、フィールドに持ち出してバッテリーのことを気にしなくても撮影機材が使えるのはEOS1Dシリーズしかない(私はニコンDシリーズは使いませんがほぼ同様仕様と理解しています)。

 だからミラーレスのSONYの色が良いといってもバッテリーが持たなくては意味がない。バッテリーグリップを付けても最大2個、一度は交換するから4個/日は必要という勘定になる。

 フィールドでは、原則としてホテルなどに戻って充電できるが、それは先進国の場合であって、そうでない国だと電気は意外にあてにならない。電気は来ていても年中停電などあったり、コンセントは通電していないとか、帰りの船がないので現地へお泊まり、山小屋2泊ならもう降参、という場合もあるでしょう。記録が目的の調査に来たのに記録できない。それではフィールドへくる意味がない。

 そういう状況にいなくても毎日のバッテリー充電が煩わしい。机の上は充電器とケーブルだらけ。しかもAppleのように白でデザインされているならまだしも、おしなべて黒ばかりで、どれがどのメーカーだかわからない。せめてニコンは黄色。キャノンは赤、オリンパスは青、SONYはオレンジ、といった具合に充電器やケーブルをコーポーレートカラーでコーディネーションしてくれたらよいのだけど。

 そんな風に考えて行くとミラーレス歴9年の立場としては、ミラーレス機材にあまりメリットを感じていない昨今。だから発表予定のニコンフルサイズミラーレス・・・、さてこのバッテリー課題をどうやってクリアするかは楽しみなところです。理想的なのは、ニコンD5同様にボディの下部にボディ幅サイズの大型バッテリーを横に積んでくれることなのだけど・・・。

 

2017年5月25日、SONYα6000,Carl Zeiss Vario-Tessar E 4/16-70mm、ISO1250,焦点距離50mm、露出補正0,f/8,1/100

 

 

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