さて昨日は大阪まで出かけた。国土交通省近畿地方整備局という堅い役所だ。さしあたり書類チェックで提出方針をさぐる話し合い。このクラスの役所になると書類は出せばよいというわけにはゆかないから何回も通うことになる。すいているこの時期が一番良いわけだ。役所はお盆休みがありません。それはありがたい。
さて猛暑の大阪だよ。ここまで来たら、中崎町の堀内カラーへ寄ってフィルムの現像をだし、中崎町から天六辺りまで街を徘徊してきた。このクソ暑いのにホルモン焼きやたこ焼きの看板が毒々しい。それにビールや冷酒は体を冷やさないばかりか暖めてくれる。このクソ暑い時にそんな店にゆくわけないだろうがぁー。もう何考えて商売してんだよ。
だから体は脱水状態だ。こういうとき水分補給なんていうのは最近の社会の口癖だが、そんなものは大して役に立たないということをあえて申し上げておく。
夏の猛暑のなかでは、暖まりきったペットボトルの水分補給程度では効果は薄いと私は断言する。水分補給しても体を冷やさなければ意味がない。熱射病で倒れた人間は氷で体を冷やしてブドウ糖の注射だぜ。だから重要なのは暖まりきった体を内部から一気にマイナス温度で冷やすこと、そして糖分の補充だ。
それにはかき氷が最適なのだ!。冷たい氷で体を冷やし、上に載せられた練乳やアイスクリームで糖分を補給するわけだ。元気を回復したければ、これしかない。ところが街中にかき氷屋が意外にないのだ。あの「氷」と書かれた暖簾はどうしたんだい。唯一天五中崎町商店街に2件あったがやはり列ができている。
天六商店街をあがり地元喫茶店でかき氷をみつけた。550円とは良心的な値段だ。コーヒーゼリーの下がかき氷だ。安いから昔のふわっとしたかき氷ではないのは我慢しよう。一口飲み込むと、おおーーっ、痛烈な冷たさがずきんと頭にひびく。もう冷えすぎというぐらいに、めちゃくちゃに冷えていて口の中が痛い。しかし、これで元気回復したのだ。あっあー効いたぜ、さっすが食い道楽の大阪、やることに半端がない。
街からかき氷屋がなくなる数に反比例して、熱射病で倒れる人種が増大したのではないかと私は考えている。珈琲チェーン店のフラッペだったてぇー、しゃくらくせえ!、そんなもんで体は冷えない!!。日本の猛暑はズバリマイナス温度のかき氷!!!、ハード・ロック・かき氷!!!!、な・の・だ。
大阪市天神橋筋6丁目
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