台風通過後の蒸し暑い最中を、三度大阪の近畿地方整備局へ書類の差し替えにゆく。
ついでに本町のオリンパスで、水中機材E-M1のイメージセンサーの掃除を依頼する。案の定指摘した位置に汚れがあった。これでよしよし。
さてこの暑さを緩和するのはかき氷の看板だ。最近では、なかなか見かけない。心斎橋筋まであるいて、ようやく大丸の裏手にあるカステラ銀装の入り口に氷の看板があった。今時あまり流行りそうもない2階のLa Salleというカフェで期間限定のかき氷にありついた。
最近少なくなったこの種の喫茶店がなかなか心地よいと思っている。自家製カレーでランチもできるし、そしてかき氷があり、大きな窓から心斎橋筋の通りを見下ろすことができる。京都でいえば、スマート珈琲か高木珈琲だ。こうした喫茶店はゆったりしていて大変居心地がよい。大きな窓から通りを眺めながら、かき氷にありついた。
これは少しフワッとしていてかき氷に近い。だから食べても、頭にガツーンとくることがない食べやすさだ。今度は心斎橋筋に来たらまた立ち寄ることにしよう。
もうドトール珈琲とかスタバなんて、いつもラッシュアワーみたいな状態だし、お一人様専用みたいな気だるいな空気が漂い会話をしている人をあまりみたことがない。
昔なら気のあう友達と茶でもしばきにゆこうよ!、といって珈琲屋で3時間は、たわいもない会話をしていた。今は喫茶店でそういう時間をすごしている人が少ないのでは。
現代人は、忙しくなったから!?。そうだろうか。
そんなに忙しいほど社会的に意味ある仕事とか、自分のキャラクターを成長させる仕事でもしているのだろうか。いや、そうではなく、つまりお一人様にならざるを得ない寂しいライフスタイルを余儀なくやっているのではないかな?。
だからスタバは寂しい人たちのたまり場なんだろうか。かき氷を食べながら、そんなことをふと考えていた。
大阪市心斎橋筋
iPhone7S、ISO32,f/1.8,1/30