さて画像の黒い魚は、スズメダイの一種だが、なんのスズメダイか?。
模様からすればシコクスズメダイ。手前にいるのは通例なら沖縄の魚であるデバスズメダイか。模様にこだわればアサドスズメダイ。模様だけではわからないことがあるから、iPadと図鑑を抱えて喫茶店で半日考える幸せな時間をくれる部類か。
台風ジョンダリ接近で、潜ったポイントは魚が少なかった。ふと気がつくと魚眼レンズのはずなのだが、2倍のデジタルテレコンバータになっていた。まあ魚が近接でとれたのは幸いなのだが。
話題は変わるが、お盆だから京都市内にも関東人風情が多い。というのも電車で下りようとするときに出口に人がいると、慇懃な声で「すみません、とおしてください」と悲鳴が上がる。冒頭に、誤る必要もなくへりくだり「すみません」とつけるあたりが関東風なのだが、その愛想のなさが喧嘩でも売っているかのような空気が回りに漂い、いかにも関東風だ。京都人なら、柔らかい声で「ちょっと通しておくれやす」なんだけどさ。
日経流通新聞を読んでいたら、平成ラストサマーだって。平成も最後の夏なので、この期に平成生まれがリゾートバイトやら都市イベントやらを契機に婚活をしようというわけだ。こちらは、はぁー!?、ですよ。30歳まで彼氏・彼女がいないことのほうが問題だとは思うけど。
あらーーっと思って最後の紙面を読むと、プチテラスハウスが流行っている。でっ、これも東京都・荒川区の話だ。よくよく読むと、この新聞は、みんな東京の話ばかりではないですか。東京で流行っていても関西で流行っているわけではないからねぇー。
東京で話題になれば全国区だという盲信が恐ろしい。それは東京帝国主義とでもいいますか。京都人は、「ひがしのきょうと(東京都)」という認識だから、末端のみやこでなんか騒いでいるぐらいの理解だけどさ。
私は大学勤務時代、お盆休みは3週間ぐらいずらしてダイビングに出かけたけど。お盆休みは余暇の貴重な時間だから、家庭サービスや実家帰りぐらいでつぶすのはもったいない。
だから大学に勤務していた頃は、8月のお盆休みの時期は出勤して大学で仕事をしていた。実はものすごく静かで仕事がはかどるのですよ。そして街も静かだから昼飯を探すのには少し苦労するけど、行きつけの喫茶店にゆけば結構人のたまり場であって、ランチにありつくことができた。おかげでお盆の頃の1日が、とても幸せな気分になれた。都市の様々な密度はこれぐらいで調度よいのだろうと思った。
そうなるとお盆の時ぐらいの人口で都市機能が調度よいとすれば、帰省した人はもう戻ってこなくてもいいですと、トランプウォールならぬ壁でも設けて遮断しちゃえばよいのに(笑)。
つまりお盆の時の人口配分で都市の密度は調度よい。となるとそんな国土の密度計画がありそうだ。そうすれば東京一極集中、地方の低迷などという問題もなくなると思うのだが・・・。
沖縄県慶良間諸島ナガンヌ島ガメラ
OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.7,f/7.1,1/125