画像はコクテンフグ。
フグを捕まえるときは魚の進路をインターセプトしながら岩の奥へ追い込み、逃げられなくなったところで捕まえるとインストラクターの先生はいっていた。もむとお腹が膨らむのだが、逃がしてあげると膨らんだまま泳ぎにくそうにトロトロと去って行く後ろ姿が「バカにしやがって!(ブログ2017年8月24日)」といっているようで滑稽な魚だ。こちらは、もちろんバカにしていますけど(^_^)。
昨日の京都市内は昼頃から、まれに強い風が吹き断続的にわか雨もあり台風が近づいてきることをうかがわせていた。一昨日38度まで上がった京都の街を、風雨で一気に街を冷やして欲しいが、どうも期待ほど涼しくはならず暑いままだ。夜半に台風シマロンは兵庫県を横断して行く。
さてニコン新型ミラーレスの発表プレゼンテーションが行われた。ライブで見ているとスーツ姿で、役職の順にプレゼンテーターが複数登場し、あまりにも台本通りに進行し、一本調子のお経のようであり、スマイルもジョークも、そしてフレンドリーな気分もないお堅いプレゼンテーションだった。その程度の内容ならプレスレリースで済むし、特にプレゼンテーションすることもないと思うけど、ニコンってプレゼンテーションが下手ですね。
プレゼンテーションには定型はないが、まず動機付けがあって、次にどんなスタイルにするかのアイデアが大切だし、当然台本はあるが、映像のナレーションなら台本通りに話してもOKだが、ライブで会話となると台本と実際の会話では、聞いている立場では落差を感じる。
だからその落差を埋める必要がある。台本を暗記したら、次に台本を忘れて説明してみる。すると説明の流れのなかに強弱とか静動の流れが生まれるわけ。そんなメリハリがプレゼンテーションでは必要になる。それが旨かったのはスティーブ・ジョブスでしたけど。
でっ、そのプレゼンテーションされたのが、下記の画像、新型ミラーレスで・す・か・・。
おおっ、欲しいという意欲が全く沸かないデザイン。未来的でもなく、メタファーのデザインでもなく、何も訴求していない中途半端なデザインはなんだろうか。マウントがボディより大きく納まりが悪い。ペンタ部は、コンパクトデジタル機材のニコン・クールピクスを思い出させるが・・・。
性能をみると撮影素子の大きさ以外は、オリンパスE-M1Mark2と大差ない。あら建築必須のデジタルシフト機能が見当たらない。マウントアダプターがあるので使用できるレンズをみると、ボディ内モーターで駆動するAiAFレンズはAFが使えないという制約が拡大しているように推測できる。ニコンのレンズは、古い時代のものも多々あり、実をいうとあまりシステム化されていないから、使う上でややこしい制約をいつも生み出してしまうのだろう。
そうなると僅かに35gほど重くなる現役のニコンDfの方が、使えるレンズの汎用性が圧倒的に高い。価格が安くなってきたのも追い風だ。私の場合、ミラーレス歴8年だから、ニコンミラーレスにあまり新鮮みはない。それよりオールドニッコールやZeissマニュアル・レンズを活かすのには、見やすいガラスプリズムが付いているニコンDfが最適だとする結論になるが・・・。
出典:ニコンホームページ
沖縄県ナガンヌ島ガメラ
OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正0,f/9.1,1/200