さてフィルム画像の沖縄。もちろんポジフィルムをデジタル機材で複写しているが、フィルム固有の色と柔らかさが残っていそうだ。
デジタル化するとPhotoshopの力が必要になる。ほどほどに色を調整しておくのがポイント。やり過ぎないことだろう。
ポジフィルムの色を忠実に拾ってくれるデジタル機材は、これまでの経験でいえばニコンDfにマイクロニッコールレンズがポジネガの色を忠実に拾った。それにしてもデジタル機材ニコンDfとフィルム機材のニコンF3のハイブリッド・システムなんざ道具としての格好よさがあるが・・・。
もう一つの方法は、SONYα7S2を使う方法。多分コシナ・ツァイスレンズは綺麗な発色をするのではなかろうかと予測している。いずれ手元のα6000格安デジタル一眼レフで、ニコンマウントのコシナ・ツァイスレンズの描写力をためしてみようと考えている。試みた結果とても綺麗でしたとなると、もうニコンの出番は永遠にない。
そのニコンのミラーレス発表・・・、これまでのニッコールレンズが使えるということは、すべての巷のレンズが付くということだよね。しかもイメージセンサーの製造メーカーは?。これまで通りSONY製であれば、SONYαと競合するから、ニコンは高い価格設定にせざるを得ないのではなかろうか。そうなると優れたイメージセンサーを開発製造しているSONYが撮影機材分野の頂点に立つ。それに高価なXQDカード使用だって、それもろにSONYの言いなりでしょう。つまりSONY帝国は崩れないわけですね。
さてフィルムの難点は、リバーサルフィルムが1500円/本と2倍近い価格。それに現像代は5割増しだから、フィルム機材はコスト高になる。それだけに無駄玉は打たないではなく撮らない。ここぞと思う被写体に遭遇したとき撮りまくる。まあ昔はそうしていたんだけどさ。あまり撮らないから、肩からぶら下げていてる時間の方が長いので、格好がよいというのは重要な要素なんだね。
そんな悩ましいことを考えてゆくと、面倒だからiPhoneでよいかとなる。実はiPhoneは重要な仕様を持っている。それはいつでもどこでもポケットに入っていてかさばらないということだ。これって他の撮影機材では実現できない優れた仕様だと思うけど。ブログの画像がすべてiPhoneでまかなえたら・・・、それはコンセプト明快で結構幸せな感じもする。もう撮影機材はいらない時代なのかな・・・。
沖縄県那覇市桶川
NikonF3+MD4、CarlZeiss Distagon25mm/F2.8、RVP100
デュープ機材:EOS1DsMark3、EF50mm/F2.8macro