小樽も心地よい季節になってきた。
半年ぶりといってもよいぐらい締め切っていた窓を全開すると、少し冷たい風を感じる。
翠は夜勤から戻ってきてまどろんでいる。
もう午後か・・・・
翠「アチキー・・・」
「もう起きたか」
翠「うん気持ちいい日だね」
「北海道は梅雨がないから、これからすごしやすい季節だよん」
翠「抱いて!」
「はいはい、飽きるまで抱いてあげます」
そういって翠の布団に潜り込む。
冷たい風が室内の冬の空気をさらってゆくみたいだ。
翠が股間をすり寄せてくる。
翠「起つかなぁー」
そういってアチキのパンツの間に手をすべらせてくる。
翠「あっ、堅くなってきた」
「女はペニスが好きなんだ」
翠「それは男の人が乳房やヴァギナを好きなのと一緒よ」
「なんだろうね、人間って」
翠「生殖生物!」
そういって翠のヴァギナが潤ってきている。
翠の骨盤が前後左右にしなやかに疼きだした。
・・・
翠「あちきー。いれてぇー」
翠のスウェットを脱がせて翠の膣にペニスを入れる。
次第に翠があえいでいる。
翠の肩で息づかいが荒くなってくるのがわかる。
翠「ああっ!、いい!!、とてもいい!!・・・・」
マサヒロ君を産んだ経産婦の翠の身体は、女盛りだ。
・・・
翠の腰が上下に激しく動き出した。
動くたびにペニスが奥に導かれてゆくようだ。
股間と股間がぴったりくっついて一緒にビクビクと動いている。
翠の膣が収縮を始めた。
最奥に吸い込まれてゆく!・・・。
亀頭に子宮口の動きを感じている。
健康な子宮だ。
翠「アチキ・・、いこう!」
翠「ハァーッ、ハァーッ・・・・アッ、アッ、アッ・・・アアアアアアア・・・」
翠の骨盤が激しく動く。
もう精子を一滴も漏らさず吸い込もうという感覚だ。
ハアッ、ハアッ、ハアッと翠の荒い息づかいが続く・・・。
そして声が大きくなってくる。
翠「アチキー・・・いってぅー、ハアッ、ハアッ・・・アッ、アッ・・・」
もうこれが我慢の限界・・・
翠「アアアアアアアアアアアア・・・・・・・・・」
撃ちはなすと、翠の甲高い声が長く遠くへ響く。
悶絶の汽笛のようでもある。
重なったまま、ゆるゆると身体から力が抜けてゆく。
・・・・・
しばらくすると・・・
翠「アチキー、耳を澄ませてごらん。他所からもあえぎ声が微かに聞こえてくるよ」
耳を澄ませると「ハア、ハァ、ハァ・・・・」
そしてひときわ甲高い声で、「アアアアアアアアアアアアアアア・・・」
聞こえてきた。機関車の汽笛みたいだ。
翠「やだん、あたし達も汽笛みたいだったかしらん」
春を告げる悶絶の汽笛みたいで微笑ましい。
窓を閉めるのも忘れて興奮したのだろう。
冬の閉鎖的な世界から逃げ出すように窓を全開している家が多い。
そんな悶絶の汽笛のようなあえぎ声が、あちらこちらから聞こえてきたら面白い。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ、アアアアアアアア・・・・・」
「ウッ、ウッ、ウッ・・・・・・・・・」
・・・・・
春の汽笛、いや初夏の雄叫びといってもよい。
そんな雄叫びがあちらこちらから聞こえてきて、小樽の初夏をつげるのかもしれない。
そんなイメージを浮かべながら、翠の腹の上に重なってまどろんでしまった。
・・・
風が部屋を通り過ぎる心地よさがある、遅い初夏の始まりの小樽だ。
追記
ブログはいつもの架空の話に戻ったが、私はフィリピンでリアルライフだ。毎日叔父さんのトライシクルを自家用車がわりにして、フィールドへ出かけている。
映像は7月に編集してアップさせることにして、メモ代わりに書き留めておこう。
SONYα6600はフィールドで活躍している。2時間のフィールドワークで大型バッテリーの残量が40%になっていた。つまり1本のバッテリーでは1日映像撮影できない。こうなると2本同時急速充電器を持参すればよかった。さらにバッテリーグリップは必要だが、この機種にはオリジナルが存在しない。やはり純正品を出すべきだろう。機材開発企業は、多分フィールドを歩き回るリアリティが想像できないのだろう。
レンズは28mmから200mmまでフルに使うから、この範囲をカバーする焦点距離が必須。SONYフルサイズだとレンズはTAMRONの28-200mmの一択しかない。そんんなことを考えると、大方の機材は都市のなかで使うことしか考えていない事がわかる。