Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

フィールドワーク625. 旅の準備

2022年06月16日 | field work

 

 海外のフィールドワークへ出かけよう。

 さて撮影機材は、A4サイズ、つまりMac Book pro14インチの上に全部乗る小型軽量撮影機材APSシステムの寸法は30×22×10cm以内。昔のラジオを分解した時に、基盤の上にコンデンサーやら真空管やらスピーカーが乗ったみたいな光景を思い出す。このサイズでジャストフィットで納まるケースが欲しい。

 欲をいえばα6600の後継機種をイメージする。それは動画用ソフト・クリエイティブルックを積み、画素数を低く抑え、冷却ファンを積み、さらにバッテリーをNP-FZ100で統一できたらスマートだけど。

  このシステムは焦点距離が28mm〜デジタルズーム使用303mm(フルサイズ換算)迄あり、静止画も動画も撮影できる。気がつけば私の常用機材になっていた。多用するボディもズームレンズも各2台あれば故障しても代役が果たせるが、これは机上の空論かもしれない。というのも日本製品は、壊れないからだ。

  いやいや動画の時代だからDJI POCKET2を持てば撮影機材は1台+広域ズームレンズ付き1台だけでよいか。これは少し冒険だ。

 次はドローイング画材だ。いつも使うシュミンケホラダムにサクラ絵具のホワイトを加え15色。だが長い筆が難儀。そこで短めの筆0号、8号、14号を調達し、柄をカットしたらNAMURAの二つ折りバレットに納まった。後は水彩紙だ。裸婦は描かないからSMサイズの水彩紙と、クロッキー帳があればよいか。隙間に筆記用具を入れて完成。

  最後は、靴だ。イタリアのVibramの登山靴が圧倒的に履きやすかった。これでロシアやウクライナのフィールドを歩いたし、フィリピンやポルトガルにも出かけた。だからさっすがに靴底はツルツルにすり減った。

 そこで好日山荘で店員さんに物色してもらったら防水加工のキャラバン・トレッキングシューズがあった。履いてみると足をサポートしてよいではないか。これに決まり!。そういえば、高校時代のワンダーフォーゲル部で奥多摩の山を歩いた時のあのキャラバンシューズを思いだした。

 どうせ海外は、猛暑のフィールドだ。薄着だけど着替えは多めに用意し、いつもの旅道具を加えてパッキングは完成。これだけあれば、世界の何処に行っても退屈しないだろう。

 あっ、お土産のチョコレートを忘れていた!。

 

補記を2つ 

 そんなわけで撮影機材に合いそうな3,600円のトランクをAmazonで調達した。α6000シリーズ+dji POCKET2のマイキット。Macを除けば4kg弱の重さ。まあトランク毎30リットルのリュックに入るし、小粋な小道具を集めた姿は格好が良いけど、やはりかさばる。所詮はガジェットケースだ。必要機材だけ取りだして持っていった方が荷物は少なくてすむ。無益なことに没頭していた。

 もう一つあり、個人的には暑い国と言っても移動にパスポートや財布は必携だ。どうやって身につけるかがいつも課題だ。

 以前東急ハンズで店員さんに尋ねた。「私はリュックの底にいれて鍵でもつけようかと・・・」。店員「そりゃ危険だ。ウェストポーチで腰に巻き付けた方がよいですよ」。おいおいお前は高い商品を売りたいだけかよ。最近身売りして役に立たなくなった東急ハンズだ。それでは税関で取り出すときにトイレに駆け込むのかい?。

 愛用しているノースフェイスのリュックは、ポケットが頭脳的に設えられていて便利この上ないが内ポケットが弱い。ベストに至っては内ポケットがない。京都ノースフェィスの店頭に行ったら一番欲しくない珍奇な非実用的ファッションベストしか置いてない。それでWEBをくくっていたら、とある通販屋にオリジナル仕様の内ポケット付きノースフェイス・ベストがあるではないか。早速注文。

 それにしてもノースフェィスブランドは、ショップ、アマゾン、通販屋では何が違うのか。それはブランド名が統一されているが、商品開発と製造がまちまちなのだ。だからアマゾンはアメリカ製なので届くのに数週間はかかるとか、日本のノースフェイス店頭は、ファッションなので非実用的商品ばかりだったりする。

 つまりノースフェィスを看板に掲げているが、ファッション屋であって山用品屋ではない店もあるということだ。だから速乾性のTシャツや靴下も置いてないわけだ。ノースフェィスは本来山用品のブランド。それをファッションとは何事かと思うけど・・・。通例だったらノースフェィス・アナザーとかブランド名を変えるべきだ。京都三条通のノーテフェィスショップは、私のようにフィールド出かける人間にとっては、訪れる必要がない店だった。

 

撮影:iPhom13pro

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