Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング608. 小説:小樽の翆532. 優性遺伝!?

2022年06月07日 | Sensual novel

 

 マサヒロ君の仕事が終わる頃を見計らって、仕事場へ行く。

マサヒロ「行きますかぁー、クロッキー教室」

今日は、マサヒロ君のパパのアトリエでクロッキー教室の日だった。

「腹ごしらえに『なると』で手羽先でもかじってゆこうよ」

・・・

クロッキー教室は、相変わらず人が多い。

だから狭いアトリエの人の頭の隙間から、のぞき込むように描く事にした。

「最近、綺麗なモデルさんが多いじゃない」

マサヒロ「最近のモデルさん達は、みんな綺麗よ」

「昔と違うよなぁー、変わったね」

マサヒロ「優性遺伝!?、じゃない。その成果が出始めた((*^▽^*))」

「美女は美男子にくっつき可愛い子供が生まれる!、それかなぁー

マサヒロ「それしかないでしょう」

「並でも可愛いと思うときもあるけどねぇー」

マサヒロ「今時、並だとモデルさんになれないっす!」

「僕なんか学生時代手は、叔母さんモデルがおおかったよ。頭パーマでモサモサしててさ・・・」

マサヒロ「それ昭和の話じゃないですか。今はもう、そんなモデルさんはいないっす!!、いれば貴重!!!

「じゃ、二番目ももうじき生まれるんじゃない?」

マサヒロ「うーーんと、再来月ぐらいかなぁー」

「じゃあ美人だ」

マサヒロ「上さんに似ればね。僕に似たら残念でした((*^▽^*))」

そんなわけで、綺麗なモデルさんに没頭できるんだから幸せな時代だ。

・・・

小樽の晴れ渡った初夏の夜空を見ながら、翠の家に帰った。

 

追記

まだフィリピンのフィールドワークを続けている。合わせてそのブログ用の映像を制作している。なんでこんなことを始めたか?。多分異文化生活理解だろうか。異文化生活と比較しつつ日本の生活を振り返る、といったら格好が良すぎるか。単に仕事もあるが好奇心だけ。それを調べたからといって論文にするわけではない。そのフィールドワークも11日経過した。あと半分か。幾つかの仕事が片づいたら早めに帰国する方法もあるが、暑いのでマイペースでしか動けない。

コメント
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