聞こう

子供に喋ることを中心に仕事をしてきた。定年退職してから、人を怖がり、場面緘黙で不登校になって2年近くなったある少年に出会った。結果は過去のどんな恋愛や友達とも違った、ある意味で最高の出会いだった。彼との出会いがなければ大袈裟かもしれないが、今の自分の意味は半減するように思う。べったり2年間、それこそ朝から晩まで、休みなくつき合った。彼の中から外界を見た。人間も自然も私自身も。人間関係は話を聞いて(言葉にならないものが多い)その人から学ぶことだと初めて気がついた。そしてどんな人も他にはまねの出来ないところがあることも。比較できない存在であることも。でも今までの習性、思うようには行かない。つい喋ってしまう。
60ウン才で方向だけはわかった。ハー
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障害児激増します

嘘だと思ったら、文部科学省の特殊教育児童生徒数推移を検索するといい。過去6年間で3割り増しで1,3%だが同じく同省は昨年今後6%になると予測している。(根拠がある数字だと思います) 
私の住んでいる市は既にこの10年で悠に実数で2倍、出現率で3倍を越えている。一般市民は勿論学校関係者や教育委員会の指導部も把握していないだろうと思われます。(私は10年前この市で現場の教職だった)
長く携わってきた者として、対応は放置と薬漬けになるだろうと考えています。勿論、異論もあるでしょう。子供の荒れや不登校の多い中でも相変わらず子供から最も遠い中央集権の教育行政が強化されている現実の中では必然でしょう。現実を確かめられ、推移を追って見てほしい。
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