世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
学力検査の結果?
文部科学省は1月に実施した学力検査の結果、改善が見られると発表した。翌日の新聞ははそのことを一斉に1面で大々的に取り上げ報道した。担当大臣は「ゆとりじゃいけないと気づいて軌道修正した結果、今度の結果に若干ながら表れているんじゃないか。底を打ったという感じで学力は上がりつつある。」と述べ、脱ゆとり路線を変えない方針とのことだ。コメントした教育学者二人はそれを評価し、一人は漢字や計算の反復の傾向を必ずしも評価していないようだ。現場の教師の声として「教師ら 努力報われた」の声を大見出しに、「一喜一憂いさめる声も」と補足の見出し。読むと数人の教師の評価の声を中心にやはり補足的に『数字で一喜一憂してる文部科学省を見ていると、実に滑稽に感じる。計算や漢字は、100マス計算や、漢字ドリルの旋風が吹き荒れたのだから上がるでしょう。そんなことで上がるのを学力と呼ぶのは恥ずかしい」との声も。私は、漢字は国語指導の10分の1にも満たなかったと思う。計算は夏休み後、調子を取り戻すのに集中してやったことはある。子どもと教師がかみ合わず、学級崩壊しそうなクラスの担任に、漢字や計算のプリント学習を助言したことはある。テレビや、プリントは、指導力が無くても、よっぽどでない限り、離席せず、一応、静かにしているものだ。私の経験では時間がもったいなかった。だから補足の声が実感だ。しかし今回の談話はそれどころではない問題を含んでいる。それは、年に15000人生み出してる不登校児、障害児の激増.この子ども達は、学力検査そのものから除外されている。除外者数は普通の欠席数どこらではない。数字を言うなら、当然この数も発表すべきではないか。抑うつ児童・生徒数の驚くような多さが、発表されたのは半年前ぐらいだ。若者の自殺、引き籠もり、不登校,ニート、障害児、精神疾患は増加の一途を辿っているのに。何という分析だろう。これで教育の舵取りや、世論形成されているのだからはかなわない。おそらく、一般の保護者も、経済界もこんな教育や若者を期待はしてないだろう。結局つけは回ってくるのだから。それより子どもはどうするんだ?子供は口なしで我慢するだけなのだろうか。大人と子どもを繋ぐ通訳が必要なようだ。
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日本!ガンバレ!
中国の反日運動への対応を見てると、ちょっと心配だ。メディアに登場する教授や政治家の言葉が国内向けで、話し合い、解決しなければならない相手国に通ずる共通の言葉になっていないからだ。教師をした経験で言うと、子どもの喧嘩の言い分と似てる。教育などの国内問題と同様、国際問題でも全体的な状況把握のリアリティが感じられない。状況は内外問わず、かなり底をついている。(そこまで気が付かなかったと言れても困るが) 相変わらず経済中心の発想になっている。経済中心ならそれなりに、しっかり計算して、企業のように、フットワーク良く動いてほしい。足がもたついてる。発想が経済中心なのに語る人はその自覚が無く、変なところで精神性を持ち出す。感情的な言論は問題外だ。(現在)の状況把握を丁寧にやってほしい。この対立は長引くほど、いいことはないはず.今の論評を見てると一見定石のように見えるが,教育同様対応の方向が悪い。囲碁で言えば級レベルか。教育同様ミスリードではないか はっきり言ってこの問題は学者や政治家より財界人に現実感を感じる。 とエッラそうに書いたが、じじいの目にはそう映るから しょうがないのじゃ 勘弁 勘弁。学力検査結果の分析の大臣や学者の酷さは今日でも書こうかな。この方達の言葉とほとんどそのまま取り上げたたメディアの基礎学力・考える力を問題にしたい。当たり前のことを忘れている.またまた偉そうに言ってすみません。 憤懣やるかたない のー。 世論調査についても言いたいことがある。世論調査の質問項目とその結果は過去のほとんどどの問題は、想定内と言うより企画内に見えた。調査以前のメディアの論調通りだから。ほとんどの人は、メディアを判断材料にしている。それを越えた独自の情報を持ってる人は少ないのではないか。周囲の人や街頭での市民の反応もほとんどどこかで聞いた範囲内のことだ。メディアの言葉の使い分けまで細かく見るといい。言葉には語感で価値観を表しているものがある。批判ではなく非難、親~ではなく、反米・反日・反中国・反社会性であろうと後者は誰も良くは思わないはず。長く子どもに関わってくると、その辺も気になります。左右を問わず、10社近いメディアに統計上の間違った報道をメールやファックスで知らせたのですが、どこからも、受け取ったという連絡すらないのです。(最低の礼儀ではないですか)ある新聞社にそのことを電話すると「いちいち返事など出来ない」との素っ気ない返事でした。権威主義の裏を見た感じで、以後気をつけるようにしてるんじゃ。トホホ
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