韓国旅行をして思ったこと

(短時間も含めると今回の韓国は14カ国目になる。もう年だし、もう最後かの思いもあって)家族4人で観光旅行をしてきた。自然と子どもの表情や動きに目が行く。日本と殆ど変わらないが、幾分一昔前の日本の子どものような素直さ・素朴さが感じられた。今回の旅行でよかったのは韓国の国内から日本を想像したことだった。〈今まではどんなにがんばってもそれはできない)韓国と北朝鮮は朝鮮戦争以来敵国の関係にあるのかもしれないが、もともとは東京と埼玉県のようなもの。親戚縁者が双方にまたがっている人たちが予想を超えて多い。行きの飛行機では隣に座ったおばあちゃんは韓国、ご主人は北出身でご主人の兄弟3人はいま北で暮らしてるらしい。厳寒のこの冬が越せるかご主人は心配してるらしい。あかすりをやってくれた青年の親戚も北に多いらしい。〈気になったのは、そのことを言うときその青年は周りを気にしながらこそっと言った。すぐ話題を変えた)同じ私が見る位置が日本か韓国かで日本も韓国も見え方が違ってくる。日本にいての分断国家の想像は難しかった。また海外旅行の面白さかもしれないが日本にいての日本の想像にちょっぴりかもしれないが新しい視点を当てられる。韓国人にとって今の私がどんな意味になるのか始めて考えさせられた。 歴史の評価も大切だがいまはもっと大切。今の実態をこねくり回さずまっすぐ見て取りたい。
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