あす金融サミット

 金融サミットに参加する麻生首相の提案骨子の中に、《外需依存の大きな国は内需主導型成長モデルに転換》が入っている。
   国内では与野党・学者など口を揃えて内需拡大を唱える。  日本の場合、国の隅々まで外需依存型の産業構造のモデルが出来上がっており、内需拡大で経済成長するようなできるような産業構造はとっくに壊され、政府の産業経済政策や景気対策に見られるように、日本にはモデルチェンジの発想も準備も無いに等しく、戦後の50年をかけて現在の外需依存体質国の隅々まで浸透させてきた。 
    そんそ国が従来の金融産業路線をひた走りながら世界に向かい外需を説く。 
    世界的にも珍しい赤字国家で産業構造転換の財政も無い外需依存の国が 外に向かって内需を訴えても、温暖化対策同様世界には「日本の話はホラ」にしか聞こえないだろう。 
  大国アメリカの世界的信頼が崩れる中で、小国の日本は大国ぶらず、身の丈に合った小回りの効く素早い動きを見せて世界に発信して欲しい。
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