所変われば品変わる

海の向こうの新大統領の演説に聞き入る人々の目、
   海のこっちの大将の『誤読 』と『非常識』の弁明を伝えるテレビに目をやる家族の目、
    好き嫌いもあるからなんともいえないが、ずいぶん違うものだ。

   

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元次官宅襲撃

まだ犯人も捕まっていないのに、「テロ」「鬱憤晴らし」「民主主義の危機」の声が上がり、お役人が身辺警護されているらしい。 あたかも犯人の動機が分っているかのようだ。 
     関連記事に厚労省内に「一部マスコミの過剰な批判報道が、国民の厚労省への不信感を高めている。」「これだけ厚労省が悪者扱いされているので『成敗するのが正義』と考える人が出てくるのも不思議ではない。」の声が省内に根強くあると言う。 

    これまで政府や与野党、マスメディアがこぞって、公務員・官僚への一方的非難を繰り返してきた事の是非をこの日記でも何度か取り上げてきた。 
   
     年金始め、耐震偽装、西日本鉄道事故、食品偽装、防衛装備の汚職、自衛艦の衝突事故、学校教育の忌々しき問題等々、どれも責任の解明を解明すると言いながら全てうやむやにし、責任者が責任を取った話は一つも聞けなかった。

建前の『最高責任者』実際に『最高責任』は別なのか、 「政治は権限は持つが責任を取らない。」のを皆が放置してきた。

 しかし、どんな社会も権限と責任をあわせて持たないと、社会は成り立たない。 

   犯人も捕まらず、動機も定かでない現在、見当がついているかのように関係者やメディアが動いているのを見ると、見当外ずれの八つ当たりだと、うすうす感じたのだろう。

  教師として子供の前に立った時、良心と上意を取るかは常に問われた。
    法律や上意が良心を押さえ込み、身分を危うくした例は探さどこにもころがっていた。

    そういう意味では構造的に八つ当たりを生む。
   、
月から見ていると、はワイワイやっている変な生き物だが、 
           地球に戻ると自分がその生き物をやっている。

   

  

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