社会現象も天気予報してほしい

昨日の党首討論で、解散を迫る小沢氏に対し、首相は『金融災害の渦中で政治空白を作れない。』と答えていた。 
  回答の是非はともかく、『災害』の言葉がどうしても引っかかる。  
   麻生氏だけでなくかつての総理大臣はもとより、与野党・学者・メディアは立場関係なく、明らかに社会的に発生した問題を天然災害であるかのような表現を使うのをよく見てきた。
   規模の大きさ大変さを伝えたいのだろうがそれでは済まされにいものを含んでいる。 
     
 お天気でも天気を予報し、我々は予知して雨が降りそうだったら、「傘を持って行って!」と家族でも声をかける。 
  政治・経済・教育は明らかに自然現象ではなく、人間が作り出したものだから
   自然災害と違い予知予告がかなり可能なはずである。 
   今回の世界的な経済危機も「全治3年」と言う前に
国の予知予告があってもおかしくない。政治には殊更その責任があったのではないか。 
  
    今回の経済危機のだけでなく 現在進行中の日本が抱えている問題の現状や今後の成り行きはは殆ど予告されないから、多くの人は大した備えもせず事故に遭遇し初めて気が付くことになる。 
    要するに我々人間が作り出した社会的な問題に無責任なまま、 それに慣れっこになり、普通になっている。
   この事が今回の経済危機同様、社会問題の問題の解決を長引かせややこしくしていないか。

 せめて天気予報や災害情報程度には国やメディアは知らせてほしい。

  カジノ経済の危険を本当に金融危機が発生するまで当局が

 

  分らなかったとしたら、それはそれで大変なことである。
      

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