デイリー博士

単なる環境保全でなく自然がもたらす経済効果を科学的に算出し、手遅れにならないように世界に発信したいとするデイリー女史のことが目の前でNHKの衛星放送で放映された。経済成長の意味がイメージしているのと同じだったので嬉しかった。
 日比谷高校での講演の様子も映し出されたが生徒の表情も真けんそのものだった。
 【小さな芽】の点在が意外なところで大きく広がっていた。
 乱暴だが自分は【自然がもたらす経済効果】=自然のおこぼれ=死から生へ  を意味していると考えている。
「 新しい小さな芽」の成長が楽しみである。
 所謂、<未来学者>でないところがいい。期待する理念の拡がり方のテンポは意外と速い。成るべくしてなっている。大丈夫だ!
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マッチポンプ

経済で、人の労働力を「人的資源」と言うのを時々耳にする。
 分りやすい反面、気にもなる。
 資源を争奪して大量生産し使い捨て残りのカスを廃棄物にする。あのイメージと失業し街に放り出された人とが重なるからだ。
 育てる事を後回しにして子どもに詰め込む様は、稚魚まで掠め取る乱獲乱漁を思い起こさせる。
 地上であんなに乱暴をやっている生き物は他にあるだろうか?
 
少子化と少子化対策を同時に進める。
 子どもに一方的に詰め込んで不登校や発達障害を引き起こし、カウンセラーを配 置し障害児の支援教育を拡大する。

マッチポンプは行動様式かもしれないが、
     
 自然ではない。
     
   
 
 
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伝える難しさ

あの地球の自然が生命を生み出したのだから、逆にヒトビトの生命の根源は地球の自然だと言えるだろうし、あのヒトビトの活動の基盤や源も自然を離れてはあるまい。
 
 難解な子どもの不登校や発達障害をどう克服するか?の集まりに参加して、どこへ行っても話題の中に自然との因果関係の観点が見当たらない。
 その観点のあることだけでも伝えたいのだが、しっかりと伝わった手ごたえを感じた事がない。
 この観点が正しいかどうかは別にして、この観点そのものの伝え方が難しい。
 
 この観点は 我々の経済社会や文化にも関わることだが、国会の経済の論議にもその観点を見出すのはことは殆ど出来ない。

目に見える経済活動ですら自然との関係を見出すのは難しいいのだから、子どもの人格的な発達に自然との因果関係が見えないのは仕方ないのかもしれない。
 しかし、子どもの人格的な発達に、自然との因果関係を見る観点のあることだけでも伝えたい。
 どうしても伝わらない壁があるとも思えない。だれでも自然な心を持っているはずだから。
 
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