健康で文化的な最低限度の生活 と言うけれど

国語辞典で(文化)を引くと、①世の中が開けて生活状態が高まっている状態②人類の理想を実現して行く精神の活動。技術を通して自然を人間の生活目的に役立てていく過程で形作られた、生活様式およびそれに関する表現
 ,とあり
 憲法25条は、全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は全ての生活部面について、‥‥向上及び増進に努めなければならない。とある。
 我々が有しいる文化が 国語辞典にあるような意味であることを憲法25条は前提にしている。
 だから現在の文化、或いはその発展方向は憲法以前の問われ明ければならない。
 政治文化、経済文化、身近なテレビ文化、学校文化、子ども文化、都会の文化、家庭の文化、そして一人ひとりの文化等々、我々が有する文化状況は素直に国語辞典のような意味を持っていると理解して良いのだろうか?
 何れも健康な文化状況にるように感じないだけでなく、地上の人間活動によって
 温暖化が進み、異常気象を招き地球を破壊しているとすると、前提が怪しくなる。

現在の文明文化の有り方、発展方向を具体的に調べてみる必要はないだろうか?
 その時、(人類の理想‥や、自然を人間生活に役立てていく過程‥)は手がかりになる。

 
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