国の借金の正体


     ネットに登場したその論者は 「日本は借金しているのに 何故破綻しないか?」 と問ていた。

        「家族からお金を借り 蔵から先祖伝来の財産を持ち出し 安売りしていれば 差し当たって現金収入はあるし家族は取り立てない


」から 「破綻しない 」と答えたら 赤点になるのだろうか?

         誰もが破綻と分かった時は お終いだったことを その論者に「知っているか?」 と尋ねたい。

アメリカの経済有力誌は 「日本は 血の出るような改革(定年を70歳に 年金などの社会保障の削減など)をやれば十数年後に

先進国の中位でいられる。」と論じているようだが 実感は日本の論者よりアメリカの有力誌に近い。

グローバル化が進むとは言え 狭間にある危機感は 消費税や安全保障どころではない。


            選挙を機会にこの辺の事が 検証されることを望んでいるのだが。









            

   
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ちょっとした都市伝説


         昔々の話

    政府やマスコミは 中国や新興国の不振が世界経済のリスク要因だと解説する。
   
  言ってる国や世界は 中国や新興国にそんなに依存しているのか?

   先進国は軒並み1~2パーセントの成長率 世界の平均は3パーセントだから 確かに世界の経済成長率は新興国に依存しているが 


成長率の低い方が高い方のせいにするのは如何? 




世界を見ないで世界を語る ちょっとした都市伝説。 老人が子供の伸び悩みをなじってるようで 美しくない。

    
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ノンフィクションでないお話し パート2


       


         昔々の話

     軍事力の誇示は 昔から大国や小国の別なくどの国にも見られたことで 北朝鮮や中東に限ったことではなかった。

    戦後70年 世界は主権を発動し宣戦布告した戦争は ほとんど無くなり、経済力に対する軍事費の割合はエンゲル係数の減少以上に少なくなっていた。

     背景や先立つものも原因して 全体的には軍縮傾向にある。

     経済的に立ち行かなくなったJ国が ここで新たに軍拡に走るとしたら 伝統的ではあるが世界の現状や先行きを読んでいるとは言い難い。

       自ら 世界経済の収縮の警鐘を鳴らしながら あえて軍事的にアピールしないと国家の誇りを失うほどの経済危機かと 

民は逆に(安全保障)を心配していた。2016・6・2

     
これも ゆとりの時間に作った ノンフィクションでないお話し パート2

     
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ノンフィクションではない お話しパート1


     あるところに「こんな国」があった。

3年を超えるのにデフレ克服の目印の2パーセント物価上昇は未達成、 金融緩和による30パーセントを越える円安の経済的意味が語られることなく

    結果を成果として公然と語られ、罷りと通る国があった。

   世界には200以上の色んな事情を抱えた国があるから、この激しいグローバリゼーションの中でついて行けず そんな国が出てきても不思議でない
   
   し、 逆にグロ―バル化の最先端や反面教師的な意味で 世界に貢献していたかもしれない。
 
その国が100パーセント自給自足の生活をしているなら良いのだが、世界経済ではドルが基軸通貨であってドルで売り買いをしていた。

   財界の要人も言うように「為替安による1時的な(かさ上げ)状態」にあって 企業の帳面面の利益の増大やそれによる税収入の増大はかさ(量)の部分になる。
   
    30~40パーセントの為替安で企業の経常利益の増加は8パーセントだったから 経済が好転しているか悪化しているかは自明過ぎていた。

    倉にあるものを30~40パーセントの安売りをして売り上げを伸ばして自慢しても、倉は空になるし すでになりつつあった。

      山林や大企業は外国に買われ出し 街は外人が爆買し大声で闊歩していたが、国は挙げて「観光国」だと喜んでいた。

         目先の利益に大事なものを持ち出す人を 田舎じゃ「田分け者」と言ったし、昔は「売国奴」の言葉もあった。
 
       その結果 家族が その民が どうなったかは 皆分かるような気もするが「学力テスト」には出なかったから本当のところは分からない。

        
         これは ノンフィクションではない お話し です。

    
    

 

   
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