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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

運転は楽だけど… 嫌な感じの時間調整

2011年01月03日 19時36分26秒 | バス運転士

正月休みは“一部地域”を除いて人も車も少なく… 毎日がこんな感じだったら、本当に楽な仕事である。しかし、一回の青信号で行ける交差点や通過するバス停が多いので、時間調整のために「発車時刻までしばらくお待ち下さい」と途中で何度も言うことになる。

あるバス停からベビーカーを押すお母さんが乗ってきて「すぐに降りますから…」と、ベビーカーの固定を拒否された。私も「ゆっくりと走ればいいか…」と思って、ベビーカーの扱いをお母さんに任せた。まぁ、それはいいとして… なぜか、バスが交差点を曲がろうとする時に、立ち上がったり席を移動したりして… とにかく落ち着きのないお母さんだった。

途中で何度も時間調整しながら約20分… 「すぐに降りる」はずのベビーカー母子を乗せたまま、終点の某駅直前のバス停まで来てしまった。そこでも1分半ほどの時間調整停車… 例え終点の一つ手前でも、フリーパスの人は乗ることがあるので要注意なのだ。私が「お待たせしました。発車します」と言ってバスを動かす瞬間に、またまたお母さんが立ち上がった。

そして、私のバスは予定時刻よりも1分早く某駅に到着… それと同時に、市内中心部方面の電車も駅に到着… ひょっとして、ベビーカー母子はその電車に乗りたかったのかもしれないが、ちょっと間に合いそうもなく… このような場合、「仕方がないじゃん!」と思う私と、「申し訳ないねぇ…」と思う私がいる。もしも、電車が出て行った2~3分後に到着するくらい遅れていれば、そんな気持ちにもならずに済んだのになぁ…