あるバス停で、一人の女性が一日乗車券を見せながら乗ってきたのだが… 日付が印字された“うら面”ではなく、イラストが印刷されている“おもて面”を私に向けていた。
このように、しっかりと“おもて面”を見せてくれる人が時々いる。それが、中学生の団体の中の一人だったり、家族連れの子供だったり… ならば「まぁ、大丈夫だろう」と思うのだが、今回は大人一人だったので迷わず止めた。
すると、彼女が再び“おもて面”を見せたので、私は「日付の方… 裏を見せて下さい」と言った。彼女は不思議そうな顔をしながら、“うら面”を見せてくれたのだが… 日付が印字されていなかったのである。
私は「すいません、最初だけ機械に通して下さい。あとは見せるだけでいいですから…」と、機械から出てきたカードの日付を指差した。使い慣れていない人は、“乗る度に機械へ通すものだ”と思っていたのだが… 意外だった。
このように、しっかりと“おもて面”を見せてくれる人が時々いる。それが、中学生の団体の中の一人だったり、家族連れの子供だったり… ならば「まぁ、大丈夫だろう」と思うのだが、今回は大人一人だったので迷わず止めた。
すると、彼女が再び“おもて面”を見せたので、私は「日付の方… 裏を見せて下さい」と言った。彼女は不思議そうな顔をしながら、“うら面”を見せてくれたのだが… 日付が印字されていなかったのである。
私は「すいません、最初だけ機械に通して下さい。あとは見せるだけでいいですから…」と、機械から出てきたカードの日付を指差した。使い慣れていない人は、“乗る度に機械へ通すものだ”と思っていたのだが… 意外だった。