バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

早速、横断歩行者等妨害等!?

2014年04月06日 23時35分01秒 | バス運転士

今朝の某地区巡回バス(右回り)4連チャンの一本目… 交通量も乗客も少なく、何度か時間調整停車をしながら走っていた。そして、次は“路線半ばの某駅停”となった時だった…

私は青信号の交差点を直進して、続いて“信号のない交差点”を通過… と思ったら、前のマイカーが“横断歩道の手前”で止まったのである。そう、右側の脇道から一組の老夫婦が出てきて、横断歩道を渡ろうとしたからである(左側に地下鉄の出入口がある!)。

言うまでもなく、私もマイカーの後ろで止まって、老夫婦が渡り切るのを待っていたのだが… その前に、同じく右側の脇道から“新手の老夫婦”が現れて、横断歩道を渡り始めたのであった。

私が「まぁ、そういうタイミングになることもあらぁ~ね!」と思っている間もなく、さらに新手のお爺さんが現れ… いや、お婆さんも… いやいや、またまた老夫婦が… お爺… お婆… と、まぁ~ 来るわ来るわ続々と…

それを見た私が「えっ!? 一体、何人のお年寄りがやって来るんだ?」と不安に思った時、止まっていた前のマイカーは「そういつまでも待ってられん!」と思ったのか、パラパラと渡ってくる“お年寄りの間隙”を突いて、横断歩道を突っ切って行ったのだった…

が、バスは長いし遅いし目立つし… ということで、私は「後ろに何台ものマイカーが並んでいるけれど… いつまで待てばいいのか分からないけれど… まぁ、仕方がないよなぁ~」と腹をくくった。そんな私の気持ちを知ってか知らずか、次々と渡って行くお年寄り軍団…

すると、一組の老夫婦が気を使ってくれたのか、横断歩道を前にして立ち止まり「ここは何処? 私は誰?」とでも言うように“そっぽを向いた”のである。私は「すぐに渡らないという意思表示… 感謝します!」と思って発進… その時、チラッと右側の脇道を見たら、まだまだ大勢のお年寄りが歩いてくるところだった…(どこかの敬老会か何かのイベントか?)

もしも、その場面を警察官が見ていたら、私は“歩行者等妨害等”で検挙されていたのだろうか…??? もっとも、警察官に見られていると分かったら、私は止まっていたでしょうね。それは、決して捕まるのが嫌なのではなく、「なんでもかんでも法律だと言っていると、どうなるか見ておけ!」とアピールするために… 1時間でも2時間でも…

しかし、実際に3分… 4分… 5分… ずっと車が動けないのを警察官が見ていたら、とりあえず横断者の流れを止めて、待っている車に向かって「行け!」とやるのかも… が、そこで私は「そうやって行かせておいて、検挙するんじゃないの?」なぁ~んて言ってやろうかと思ったりして!? ハハハ…(ホントに捕まるぞ!)

そうそう、その4連チャンの4本目… 以前、その横断歩道で止まっていた私に「なんで止まっとるんだ」「だから遅れるんだ」「名前は何だ」等々の暴言を浴びせたジジイが乗ってきたのだが… 残念ながら、一本目のようなことにはならなかった。あぁ、その時もお年寄り軍団が来てくれていたら… 日が暮れるまで止まっていてやったのになぁ~! なんちゃって…