バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

あぁ、恥ずかしい… 恥かくしぃ…

2014年04月11日 18時42分08秒 | バス運転士

日没直後、バス停に接近中… 降車客なし、バスは2~3分遅れ… アクセルペダルを緩め、バス停をよぉ~く見ながら「○、○、停、通、過、し、ま、すぅ~」と言って、バス停表示送りボタンを押… っと、その前にブレーキを踏んでバス停で止まったのだった。前扉の位置がちょっとズレてしまったけれど…

小柄なお婆さんが大きなバス停の灯りに溶け込んでいて、直前まで見えなかったのである。しかし、バスに乗っていた人たちは「この運転士、何をボケェ~っとしとるんだ!」と思ったに違いない。ま、確かに… たまにそういうこともあるので何も言えない… あぁ恥ずかしい…

また、コンピューター音声が新しくなって… 乗り場へ着ける前、バスの行き先を表示した時に流れる“運転士向けの案内”も変わった。これまでの「このバスは◎◎行きです。安全運転で~」みたいな案内の後に、「このバスは△△を経由して◇◇の先を右折して◎◎へ行きます。行き先、発車時刻をもう一度確認して~」みたいな案内まで流れるのだ。

まぁ、それ自体はいいんだけど… 以前のようなタイミングで行き先表示を出すと、乗り場に着けても案内が流れていて「もう一度確認して~」という案内を乗客に聞かれてしまうこともあり… 何となく“先生に注意されているところを見られた気分”で、ちょっとだけ恥ずかしかったりする。だから、うっかり表示切替が遅れてしまった場合… 乗り場に着けてもすぐに扉を開けずに、運転士向けの案内が終わるのを待っている私であった…