バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

優秀な運転士さんと私の差

2014年04月08日 22時12分17秒 | バス運転士

ダイヤ改正されたばかりの先週… ある運転士さんとバスの待機場所で会った時、「今日は何コースをやってるんですか?」と聞かれたので、私は運行カードを見ながら「え~っと… ◎◎コース」と答えた。

すると、その運転士さんが「あぁ、朝6時半頃から夜11時前までの勤務で、前半が△△路線と▲▲路線を走って、後半が◇◇路線と◆◆路線を走る… 朝の△△と夕方の◇◇が、ちょっと大変で… 昼寝休憩が4時間くらいあるコースですよね」と言ったので、私は驚いた。

今の営業所の場合、細かい話は抜きにして… 我々運転士は、自分が担当している20個のコースを順番に走ることになっている(二十数名の運転士さんが、私と同じコースを担当している)のだが、そのコース番号を聞いただけでスラスラと中身を言えるなんて… 「さすが、試験に一発で合格する人は違うなぁ~」と思った。

先日、ここに書いたように… 私は、子供の頃から暗記が嫌いで…(実際、担当コースの中身だって、かなり特徴的な2つか3つ… しかも中途半端にしか覚えていない!) そういう意味では数学(算数)は好きだった。いくつかの公式を暗記すれば、あとは“それらを使って謎を解明する”楽しさがあったから…

しかし、その数学(算数)でさえ、小学校時代に「九九を暗記しろ!」と言われた時は「嫌だなぁ~」「面倒くさいなぁ~」と思って… 半分しか覚えなかった。同じことをやった人もいると思うけれど… 大きな数字が先にくる掛け算を覚えなかったのである。

例えば「さんしちにじゅういち(3×7=21)」は覚えても「しちさんにじゅういち(7×3=21)」は覚えなかった… だから「7×3は?」という問題が出た時には、頭の中で一度ひっくり返さなければならないので… ちょっと余計に時間が掛かってしまう。

こんな調子なので… 12月にあるという例の試験なんて受かるわけがない。が、「頑張れ」と言ってくれる人たちがいるので… まぁ、とりあえず… やれるだけやってみようとは思っているけれど… あぁ~ こればっかりは、九九みたいに「半分だけ覚えればいい」ってわけにはいかないよなぁ~! ハハハ…