その気持ちが嬉しい

あるバス停で“両手に荷物を持った”おじぃさんが乗ってきたのだが、重そうなカバンを持っている右手には“ちゃんと表を向けられたフリーパス”があった。そのままでも、私が確認するには十分だったのだが…　おじぃさんは“ちゃんとフリーパスを提示しよう”と右手を少しだけ持ち上げた…　その気持ちが嬉しかった。

そうかと思えば…　「フリーパスを提示する気があるのか？」と言いたくなる人もチラホラ…　手に持っているだけで、券面をこちらに向けないとか…　財布から少し引き出しただけで、券面を見せないとか…　前の人の背後で提示したような動きをしただけとか…　今日のおじぃさんの爪の垢でも飲ませてやりたいわぁ～！

また、あるバス停で乗った若い女性が、財布に入っているＩＣカードをタッチ…　その時！　手に持っていた“空のペットボトル”が床に落ちてしまった。と思ったら、コロコロ…　とバスから車道に落ちてしまったのである。

すると、彼女は迷うことなくバスから降りて“ゴミのペットボトル”を拾い、再びバスに乗ったのだった。その「むやみにゴミを捨ててはいけない」という気持ちが嬉しく…　私は「あぁ、あなたのゴミ箱になりたい」と思った…（はぁ～？？？　意味わからんしぃ～！　ただの変●か！？）