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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

今回はちょっと危なかった

2015年02月25日 21時13分43秒 | バス運転士
営業所前ターミナル発・某駅行きのバスが発車… 走ってきたお婆さんは間に合わず… その直後、私は待機場所から乗り場へ移動した。バス停の時刻表を見つめるお婆さん… しかし私のバスは方向違い… 2人の間には、何とも言えない空気が漂っていた。(どんな空気だよ!)

しばらくして、お婆さんは立ち去り… 私のバスは発車時刻を迎え… ゆっくりと発進した。そして私は「お婆さん、ここで何分待つのかなぁ~? それとも、他の方法で行くのかなぁ~?」などと考えながら、ターミナルの出口で一旦停止…

すると、ちょうど右から回送のバスがターミナルへ入ろうとやって来たところだったので、「今のうちに(右折で)出よう」と思ったら、左からはターミナル着のバスがやって来て… 「あやや! 早く行かなきゃ!」と思って、私は慌てて出た(右折した)。

そして、右折してすぐにあるT字交差点を、さらに右折… と、その時! 「あっ! ここを右折するのは“お婆さんが乗れなかったバス”で、私のバスは左折だったぁ~!」と気が付いて、慌てて右車線から左車線へ… 斜めになったまま止まることになってしまった。

そう… よくあるんだよなぁ~ 他のバスのことを考えた瞬間、自分のバスの行き先が“頭の中で変更”されてしまうことが… 通常、その後のチェックで早めに気が付くのだが、何らかの理由で慌てていると、チェックが遅れて… 超危険なのだ!

今回、もしもT字交差点の信号が青… しかも歩行者信号が点滅していたら… 最終チェックもせずに慌てて右折してしまった可能性が… ないとは言えない。まぁ… 自分の運行ミスの原因が“綺麗なお姉さん”だったら諦めもつくんだけど、お婆さんじゃ…(こらこら! ジジイ一歩手前のオマエが何を言っとるんだぁ~!)