何一つ良い点はない！

先週の半ばから…　“荷物に仕分け用シールを貼るポジション”の人の手前で、“運搬車に積み上げられたたくさんの荷物をコンベアーに載せて一列に並べて流すポジション”の立ち位置が変わると同時にやり方も変わってしまった。その話を聞いた時、そのポジションに入ったことがある男性たちは、口を揃えて「やりにくい」「時間が掛かる（生産性が落ちる）」「腰を痛める」などと言っていた。

この件については、現場のことを何も知らない…　もちろん自分で作業をしたことがない“会社の上の上の方からの指示”だそうで、とにかく「シールを貼るポジションとコンベアーに載せるポジションを２ｍ以上離すことが目的」らしい（２～３週間前から、両ポジションの間にビニールシートが貼られている）のだが…　正直なところ「何を今さら…」である。まぁ、ハッキリ言って…　今回の変更には何一つ良い点はない！

さらに、“シールを貼るポジション”と、その直後に“荷物の届け先によって二本のコンベアーに分けて流すポジション”との間にはビニールシートがなく、今までず～～～～～っと２ｍも離れていないようなのだが…　「そちらはいいのか？」と思ってしまう。ま、今に始まったことではないけれど…　いつも総合的に考えていないような気がする。たまたま目に付いた一部分だけを集中的に“攻撃”してくるだけで、脇が甘々…　あ、どこかの国の偉いさんたちと同じだね。ハハハ…

さて、実際に“どれくらい作業がやりにくくなったのか”を文字だけで説明するのは難しく、それがまたいくつもあり…　一つだけ、簡単に言うと「これまでは、運搬車から５～６個の荷物を一度に取り上げ、一旦、コンベアーの上の“動いていない部分”に仮置きして、僅か数秒だけでも“立ったままの状態”で作業できる“間”があったのだが…　今は、仮置きできる部分がなくなってしまったので、１～２個だけ荷物を取り上げて、一呼吸入れる“間”もなく、上体を上下＆左右に動かし続けなければならない」のである。

昨夜の“仕分け作業・第一ラウンド”で、私は初めて“新しいやり方でコンベアーに荷物を載せるポジション”に入ったのだが…　他の若い男性たちから「キツイですよね」「これまでの二倍は疲れますよ」「ホント、腰を痛めないように気を付けて下さい」などと声を掛けられた。実際、私も…　これまでにないほど早く疲労感に襲われたし、喉もカラカラになってしまった。まぁ、気温（倉庫内温度）の上昇の影響もあるかもしれないけれど…

その後、いつものように“トラックへ荷物を渡すための作業”を開始…　無事に終了したのはいいけれど…　なんと、私は“仕分け作業・第二ラウンド”でも“運搬車に積み上げられたたくさんの荷物をコンベアーに載せて一列に並べて流すポジション”だったのだ。そういうことは、これまでにも何度かあり、特に何とも思わなかったのだが…　さすがに今回は「マジかぁ～」と思った。まぁ、そこは何とか根性（オマエにそんなものあるのか？）で乗り切ったのだが…　終業時刻に顔を合わせた正社員から「それじゃあ、明日（今夜）も同じポジションで！」と言われたのだった。あぁ～　今夜が楽しみだ。ハハ…　はぁ…