バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

奇怪な機械

2021年03月14日 19時24分43秒 | 仕分け作業(夜勤)
先日、仕分け作業・第一ラウンドの私は“機械を使って仕分けするポジション”だった。このポジションの大変なところは、一つ一つの荷物(当然、重い物も多数あり!)を持って、何度も何度も何度も何度も立ったりしゃがんだりしなければならないところである… と、私は感じている。(なぜならば、その日の仕分け作業・第二ラウンドでは“運搬車に積み上げられている荷物をコンベアーに載せて一列に並べるポジション”だったのだが、その最中、いつも以上に足に疲労を感じたからである)

さて、真夜中の食事休憩後に仕分け作業・第一ラウンドの続きを開始… しばらくして、右手の指に付けている“荷物のコードを読むための光が出る小型機械”の調子が悪くなった。光が出たり出なかったり… 勝手に点滅したり… 「こりゃバッテリー切れの予兆かな?」と思っていたら、案の定、光が全く出なくなってしまったので、小型機械のバッテリーを交換して作業を再開したのだが… 直ったと思ったのも束の間、再び光が出たり出なかったりという状態に戻ってしまったのである。

そこで光が完全に出なくなったら、「きっと故障だから、小型機械を交換しよう」と即断できるのだが、その時の私は「出ることは出るし… 仕分け作業の真っ最中だし… 他の小型機械も調子の悪いモノが多いし…」と思って、そのまま続行することを選択した。そして「ひょっとしてボタンの押し方が弱いのか? 接触の問題なのか?」などと考え、“グググッ!”と思いっきり強くボタンを押しながら作業をしていたら、右の手首やら指やらが痛くなってきた。(だったら、さっさと交換しろよ!)

そんな感じで少し“イラッ!”としながら作業を続けていたら、ある瞬間から急に“普通に光が出始めた”ので「なんなんだ一体!?」と不思議に思った。その後、トラックへ荷物を渡すための作業を開始… 途中までは順調だったのだが、またもや突然、指に付けた小型機械から光が出なくなってしまったのである。今度は、ボタンを“押しても出ない”だけでなく、“押していないのに出る”ようになったので、勝手に“読む必要のないコード(または、コードっぽい無関係な柄)”を読んでは「ピー!」「ピー!」と何度もエラー音が鳴り響いた。が、その異常も10分くらいで自然解消したのだった。もしも倉庫内が薄暗くて、私一人で作業していたら… 草木も眠る時間帯… 奇怪な機械にビビっていただろうなぁ~ ハハハ…