真剣な外科、テキトーな眼科

一昨日、ネットで“某鼠径ヘルニア外科”の口コミを読んでいたところ、その中に「手鏡を使って手術の様子を見ることができて満足だった」みたいなことが書いてあり…　採血さえも見られない私は、それを読んだだけで気分が悪くなってしまった。そう、私のボケ脳が勝手に“再現映像”を見せてくれるからである。だから、手術中に聞こえてくる音や声、患部付近の感触などから“再現映像”を見せられて気分が悪くなり、その場で横になっていることに耐えられなくなるのではないかと…　不安が大きく膨らんでしまった。

昨日、そんな不安を某眠剤クリニックの女医さんに話したら、「その外科で相談してみればいいんじゃない？」と言われたので、外科の男性医師に話したのだが…　「そんなことを言っていたら何もできない」と一蹴されてしまった。結局、「病状が進行することはあっても、止まったり治ったりすることはない」「治す方法は手術しかない」「病状が進行しただけ手術も大変になる」ということで、「近日中に手術するしかない」と決断した私である。

その後、某目薬眼科へ…　いつもより２時間ほど遅い時間に行ったところ、いつもと違って、診察中の男性が一人、待っている男性が一人と“大盛況”であった。数分後、私はいつものように診察を受けたのだが…　またもや医師は「はい、順調だね」と言ったのだが、さらに今回は「あと少し…　もう一踏ん張りだ。頑張ろうね。まだ左目に少し（濁りが）残っているけど…」と言われたので驚いた。明らかに悪化しているのに“あと少し”って…　まさか“手術するしかない状態まであと少し“って意味なのだろうか？？？　“まだ左目に”って…　右目の方が見えないんだけど？？？　もう、こうなったら…　「治った」と言われるまで行ってやろうじゃねぇか！　ハハハ…

いつものように５７０円を払って領収書と処方箋を受け取り…　いつもの薬局へ行ってお薬手帳と処方箋を提出してソファーに…　その時、ある男性と女性看護師さんとの間で何やら“事件”が発生しているようだった。決して揉め事などではなく、ちょっと焦っているだけというか…　すると、私も「すいません、お名前の確認を…」と女性薬剤師さんから聞かれたので、「こんなことは初めてだなぁ～」と少し驚きながら「松井です」と答えた。

ソファーに座った私が“あっちこっちで受け取った領収書など”を整理していたところ、「あれ？　某目薬眼科の領収書の名前が違う！　●井になってる！」と気が付いた。そこで、受付の女性に「あのぉ…　ひょっとして処方箋の名前が違ってましたか？」と尋ねると、「あっ、えぇ…」と言った後、先程の男性に「すいません、●井さん」と声を掛け、私と男性は名刺交換ならぬ“領収書交換”をすることになった。そう、その男性は“私の前に某目薬眼科を出た人”で…　眼科の事務員さんが渡す順番を間違えたのである。名前が●井と松井、領収金額が同じ５７０円…　あるあるだな。ハハハ…