バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

知ってか知らずか…

2021年06月30日 18時15分48秒 | 仕分け作業(夜勤)
昨夜も、正社員の有り難い配慮によって、私は“主に運搬車の移動をするポジション”に配置されていた。私が滅多に配置されないポジションに二日も入り続けていたので、仲間の何人かから「珍しいですね。えっ!? 昨日も? 今日もずっと? どうしたの?」と聞かれた。そこで理由を話したら、「えっ!? 動いて大丈夫なんですか?」「そりゃダメだわ。大人しくしてなきゃ!」「お大事に…」などと驚きながらも心配してくれた。

特に宣伝していた訳ではないので、金曜日に手術を受けたことを知らない人の方が多く… 私が運搬車を移動させていたら、ある女性から「松井さん! これ、重いから持ち上げて下さい」と声を掛けられることもあった。当然、そこで「あーだこーだ」と余計な説明をするつもりはなく… 鼻の下を伸ばしながら「はいよ!」と返事をして、“たくさんの荷物が入った仕分け用の大きな箱”を積み上げるのを手伝ったのだった。

その後、ある男性正社員から「松井さん! “荷物を流し始める場所”で大量のエラー(まだ仕分けできずコンベアーへ流せない荷物。当然、重い物も含まれている)が出ているから、それらを取り除く作業をして~」と頼まれたので、「よぉ~し、少しは力を入れられる作業ができるぞ」と思って快諾した。彼の他にも正社員はいたけれど、「まぁ、いいんじゃね?」という空気が漂っていたし、私も「全く痛みを感じることはない」と思って作業を続けていた。

そこへ、エラーの惨状を聞きつけたのか、ある一段階上の正社員がやって来て… 「松井さん、大丈夫? ホントに? いや、ダメだよ。ダメダメ!」と言われたので、「いや、他にやることないから~」と笑いながら言ったのだが、すぐに他の正社員が「あるある! 松井さん、あれとこれをやって~」と言われたのだった。その作業は10分ほどで終了… 最初に私に声を掛けた正社員に「終わりましたよ」と報告したら、「それじゃあ、戻って!」と言われたので、再びエラーを取り除く作業をしたのだった。そう、もうそこには一段階上の正社員がいなかったんだよねぇ… ハハハ…