バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

大量の使い捨て手袋

2023年06月10日 15時33分45秒 | 病院の黒子(夕勤)
仕事中には、使い捨ての極薄ゴム製手袋を… 少なくても一日10組くらい、多いと20組くらい使用する。手袋の装着中に引っ張っただけで破れることがあるくらい極薄なので、作業をしているうちに破れてしまうこともあるけれど… それよりも、“手袋をしなければならない場合(義務)”と“手袋をしてはいけない場合(禁止)”を繰り返すことが多いからである。例えば、洗浄室で器具を洗ったり(義務)、乾燥させて滅菌室へ持って行ったり(禁止)… ゴミの回収をやったり(義務)、タオルなどの補充をしたり(禁止)…

それぞれの作業をまとめて一気にやれれば、使用する手袋の数も少なくて済むのだが、一刻も早くやらなければならない作業とそうでもない作業があったりするので、どうしても手袋の着脱を何度も繰り返すことになる。また、滅菌室で器具の整理をしている(禁止)時に、例えば「洗浄室にある◎◎という器具を急いで洗ってきて下さい(義務)」みたいなことを言われると、その僅か2~3分のために手袋を使う(&捨てる)ことになり… そんな時、ついつい貧乏人は「もったいない」と思ってしまう。

だから、ちょっとした場面では「手袋を使わずに済ませよう」と思うことがある。手術室から出てきたゴミ袋を「袋に入っているからいいだろう」と素手で持とうとしたら、当然のことながら先輩から「手袋をした方がいいよ」と注意されてしまった。そうだな、こういうちょっとした油断から感染の可能性も… ひょっとして、これまでにちょいちょい感染してたりして? それが予防接種と同じような感じになっていて、病原菌に対して無敵の肉体になってるかも!?(そんな奴が消費期限ギリギリの餃子&春巻きくらいで下痢にならんだろ!)