バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

患者さんの怒鳴り声

2023年10月13日 11時45分07秒 | 病院の黒子(夕勤)
先日、私が手術室フロアの通路を歩いていた時、数人の医師&看護師に付き添われた“手術直後の患者さん”が、移動用ベッドで仰向けに寝ている状態で手術室から出てきたところに遭遇した。入社時に「とにかく患者さんを最優先に!」と教えられていたので、私は壁際にピタッと貼り付いて道を開けた。それまでにも、何度か擦れ違うことはあったのだが、だいたい看護師さんが患者さんを気遣う言葉を発していた。

しかし、今回は… たまたま何らかの話題で男性と女性(医師と看護師?)が盛り上がってしまったようで… 普通に笑い声が聞こえてきた。すると、間髪入れず「何を笑っとるんだ!」という患者さんらしき男性の弱々しい怒鳴り声が聞こえたのだった… その時は、私も「そりゃそうだろう。人が怪我か病気で苦しんでいるのに、笑っちゃいかんよなぁ~」と思った。

が、その後… 「さすがに、手術の内容がイマイチだったり、病状が深刻な場合は笑えないよなぁ~ そうではないからこそ、つい“手術が無事に終わってホッとした”という気の緩みが出てしまったのかもしれない。まさか… 手術中にも笑っていたりして!? 手術室に流すBGMとして、音楽ではなく落語や漫才を流していたなんてことは…(ないない! 患者さんまで笑い出したら切るところを間違えるだろ!)