レベルが違う？ ラベルが違う！

今日は祝日、仕事は休み…　「昨日は自宅から一歩も出なかったから、今日は散歩でもするかな」と思っていたら、あるテニス仲間から「今、テニススクールで振り替え（自分が在籍しているクラス以外のクラスへの参加）をしたら、かつてのテニス仲間と一緒になったので、良かったら松井さんもランチに来ませんか？」というラインが入ったので、私は迷わずＯＫして、いつもはマイカーにラケットやシューズなどを積んで行くところ、手ぶらで歩いて行くことにした。

テニススクールに到着すると、レッスン終了まで５分くらいあったので見学することにした。レッスンは二つのコートで行われており、一つは“そこそこレベル”で、もう一つは“なかなかレベル”となっていたのだが…　「ん？　どっちがどっち？　どっちもどっち！　みんな“そこそこレベル”じゃないのか？」と思ってしまった。その後、しばらく見ていたら、一人だけ“なかなかレベル”っぽい女性がいたので「あぁ、こっちのコートが“なかなかレベル”なんだ」と分かった。

一応、テニススクールの受講生は“レベル分け”されているのだが、“１クラス１０人まで”という制限があるので、どうしても“スケジュール表に書かれているレベルと合ってないクラス”が発生してしまう。例えば、上達した人が“そこそこレベル”から“なかなかレベル”へクラス変更しようと思っても、同じ曜日で同じ時間の“なかなかレベル”のクラスに１０人いたら変更できないのだ。そうなると、他の時間帯や他の曜日で“空席”を探すことになるのだが、もしも見つからないと…　“なかなかレベル”の実力があっても、そのまま“そこそこレベル”に参加し続けることになる。

また、何年か前…　別のテニススクールが閉校になった時、そのスクールへ通っていた“そこそこレベル”の人たち（７～８人）が一緒に入会してきて「私たちは付き合いの長い仲間だから同じクラスにしてほしい」と言ったことがある。その人たちが希望する曜日と時間にあった“そこそこレベル”には、私を含めた５～６人の受講生がいたので全員は入れず…　苦肉の策として、元々あった“そこそこレベル（私たち）”を強引に“なかなかレベル”へ昇級させたなんてこともあった。が、レベルなんて関係ない。楽しければそれでいいのだ！